星の数ほどのサヨナラの中で。

風味堂というバンドのLAST SONGという曲にジーンと来た。ええ曲や。ピアノロック。ビバピアノロック。いや、ピアノポップ?

死を目前に迎えた男が身の回りの人に当てた歌。そのコンセプトが中々いいですね。まぁ、僕が死ぬときはこんな達観した気持ちにはきっとならないと思いますが。きっと、なんで僕が。なんで僕なんだろう。と、不平不満の嵐の中死んでいくことでしょう。皆さんも宜しければ一度聴いてみては?

死んだらどうなるのかな。とか、昔よく考えたものです。最近は、あんまり考えなくなりましたが。死ぬということがリアルじゃなくなったのかもしれません。昔は死にたかった訳じゃないけど、死というものに興味があった。でも、今は死よりも生の方に目が向いてるから考えなくなったのかもしれない。

どう死ぬか。よりも、どう生きるか。の方がずっと大事だから。

「悲しいけど、この世に永遠なんてないから。悔しいけど、時は前にしか流れないから。」

いつ死ぬか。なんて分からない。明日死ぬかもしれない。じゃあ後悔のないようにしよう。…なんて思わないけど。いつ死のうが、きっと僕は後悔するよ。後悔のない死は、後悔のない人生くらい有り得ないものだから。

だから、せめて後悔の少ないように生きようか。なんて。