アールアンドアール・イズ・植物状態。

ロックは死んだ。とは、思いたくないが植物状態くらいになってるのかもしれない。

昨日、呑んだ友人との会話で飛び出したこと。結局のところロックってなんですの?と、いうところに帰ってくる。僕としては自分なりのオリジナリティーを追求しようとする姿勢がロックだと思っているので、それはジャンルではないのかもしれない。自分の思うカッコいいを如何に表現するかの追求。イコール自分自身に繋がったり繋がらなかったり。

それが植物状態になってしまった。と、いうのはどういうことか。少なくともリスナーとしてそう感じさせるバンドが世に出ない。と、言うところにある。

もっと、良いものは評価されるべきだし良くないものは出てこなくていい。実力主義でいって欲しいものだが、その実力さえ人それぞれ受け取りようで変わってくるからコレまた厄介だ。

捉えどころのなさ、それは音楽の魅力の一つでもあるのだけど。

まあ、それぞれが良いと思うものを聞いて、良くないと思うものは聞かない。と、いう結果、今がある。音楽は既に飽和状態。メディアは常に新しいものを探してる。いつからかジャンルもごちゃ混ぜになって複合物で溢れてる。ハイブリット化される現代音楽。

時代が進めば、その分音楽も進む。ただ、置いてけぼりを喰ってる人が多いのか。大衆音楽といわゆるアンダーグラウンドシーンのギャップ。音楽に求める必要性。なぜ音楽を聴くのか。そこに理由はあるのか。それ以前にいるのか。

正解なんてない。だから、自分の中で作っていくしかない。取捨選択は自分自身でやるしかない。価値観は人それぞれさ。と、思ってはいるのだけど。