ナンチャラ兄さんはKYN。

さて、ステレオタイプのスタジオが終わりました。今日は、実際にステージで練習というカナリ贅沢な練習だったのですが、たまにやらさせてもらっていたりします。以前、10月の中ごろにもステージ練習させてもらったのですが、その時は「うわぁ~、スカスカじゃん」と、スタジオでは音が回って誤魔化されてた所が、一切許さんって感じになって、とにかくスカスカでした。

ですが、今回はどうでしょう。あんなにもスカスカだった中音が、今や爆音に。「中音爆音やね」とは、この事だ!と、言わんばかりの勢いでした。いや、そこまでは言ってないですけど。

とにかく同じ条件でやって、確実に良くなってる、見るもんじゃないやるもんだなって実感しました。それが、嬉しい。楽しい。そして、大好き。

これなら、まぁまぁいいライブが出来そうだと、すっかり気を良くした私は、その勢いでメンバーを誘い、前のブログで話していた大黒屋へと向かったのであります。

出てきたのは上あんかけ蕎麦。やはり、ぽかぽかしますね。体の芯から暖まる。イイッス。マジ最高ッす先輩。マジいい塩梅っす先輩。

そして、さらに気を良くした私は、それだけでは飽き足らずハシゴじゃ。と、言い出したのであります。ハシゴの意味は良く知らなかったけれど、とにかく凄い自信だったことでしょう。ただドラム氏だけは、次なるミッションがあるらしくコンプリートせんがために戦線を離脱しましたが、そんなもんで一度火がついた私のハートは静まらない。そんなの関係ねぇと言わんばかりの勢いです。はい。

次なる聖地(サンクチュアリ)は、まんぞう酒場という飲み屋に移り、とにかく心も体もぽっかぽかになりたかったので、おでんとすっぽん鍋を頼み、日本酒など飲めぬ下戸のくせに大人ぶって熱燗などを頼んでしまいました。おでんもすっぽん鍋も体の芯から暖まる、本当にいいヤツらでした。熱燗も最初は怖かったけど、話してみると案外話せる、いいヤツでした。

ただ、となりで飲んでいたお姉さん方は、どうやらカナリのバンド好きのようで、やたらライブとか、そう言った話が飛び交っていました。心に残った彼女らの言葉は、「ZAZENBOYSのファンは、デブが多い」と、いう言葉と「ナンチャラ兄さんは空気が読めない」という言葉でした。でも、そんなことよりも僕は、心も体もぽっかぽかになってこのブログを書いているのでありました。

寒いの、大嫌いでしたが、こういう楽しみ方があるなら寒いのもそう悪いもんじゃないかも。と、ほんの少しだけ思った。今日はそんな日でした。