あったかご飯に振りかけて。

さて、12月の始まりです。あったかご飯が恋しい季節になってきましたね。

美味しいお風呂にポカポカ布団、あったかいご飯で眠るんだろな。

「あったかご飯にふりかけを、振りかける。」

という歌詞が最近僕の中ではブームなのですが、いつかブームどころか時にはムーブメントを巻き起こしたいと思う今日この頃皆さんいかがお過ごしでしょうか。

あったかご飯に振りかける。と、言えばふりかけなどを連想されると思いますが、逆に振り掛けたくないものと言えば何を連想されますか?

そうです。

やはり、フケ、サラ粉、あとはダンゴ虫と言ったところでしょうか。

幼少のころ僕は、いつも公園で遊んでいて、そのころの僕らの心のベストテン、第一位は泥団子作りでした。

と、言っても別におままごとで使うあの「ハイあなた、ア~ンして☆」のものじゃなくて、とにかく強度のある泥団子を作って、その泥団子同士をぶつけ合ってどちらがより強度があるかを競わせるのです。

土を掘り返し、水を掛けて泥にして、団子を作り上げます。何度も何度も握り、その強度を増して行くのです。そして、最後の仕上げとして、砂漠の砂のような決め細やかさのある砂を見つけ出し、その泥団子に振り掛けるのです。

今となれば何の意味があるのか良く分かりませんが、その当時の僕は何故かそうすることで、団子は数倍もの強度を増すと、固く信じておりました。

誰が言い始めたのかは闇の中ですが、そういうのを信じてしまうのも子供特有のノリと言っても過言ではないはず。

その砂漠の砂のような決め細やかさを持った砂のことを我々はサラ粉と呼んでいたのでした。

普通に一般に知れ渡っている言葉かのような口調で喋ったことで混乱を招いてすみませんでした。

ですが、世界は広いようでいて狭い。というのは僕の言葉ですが、もしかすると日本のどこかには僕が幼少のころ行った第三次団子対戦とも呼ぶべきとも遊びを行っていた人がいるかもしれんわけですよ。

そして、同じようにサラ粉を振り掛けていたかもしれんわけですよ。

そう考えると、その人からすると一般的な言葉なわけだからいいか。と思えてくるわけであります。

一般的な言葉の境界線はとても曖昧で、カードダスのキラキラしたカードを「キラ」と呼ぶか、「ヘッド」と呼ぶか。議論は分かれるところですが、僕は「キラ」派です。

だが、日本には言論の自由がある。

だから「キラ」と呼ぼうが、「ヘッド」と呼ぼうが、それはその人それぞれの…

自由だぁ~!!!

One thought on “あったかご飯に振りかけて。

  1. 団子を堅くするためにはやはりサラ粉が必要でしょう。
    僕もひたすら団子作りに夢中になった日々がありました。堅さと同時に美しさも求められる、まさに芸術作品ですね。
    そして、僕も「キラ」派っす。

  2. サラ粉のくだりは、かなりグッとくるものがあります。
    笑いたくないのに笑いそうって感じでしょうか。(今ホテルで1人で現場待ちしているから)
    ちなみに僕はヘッド派です!!また飲もう

  3. 僕の幼少時代も仕上げは決まってサラ粉でした。そう、あの日までは・・・
    ある時、『焼却炉に残っている灰で仕上げると最強。』という噂が流布し、こぞったものです。
    ちなみに僕はキラ派であります。

  4. 私の地元では、いわゆる泥団子の仕上げに使う砂より、核に使う粘土質の土に重点が置かれ、その良質な粘土質の土を「きんにく」と呼んでいた記憶があります。
    そこですら地域差があるのがほほえましいようでたくましくもありますな、まったく。
    ちなみに私もキラ派ではあります。

  5. 僕の町内ではサラ粉を使った記憶はありませんが、土を深く掘ると出現する粘土質の土を使っていました。djと一緒ですね
    ちなみにそのまま土粘土と呼んでいました。
    因みにキラ派ですね
    シールじゃないのにキラキラしている(ラメ?)ヤツは偽キラと呼んでいました

  6. ステーメン<確かに固さとともに美しさを求められる世界、ある種芸術家ですね。陶芸家的な何か。めっちゃ綺麗な団子作るやつとかいたような気がします。その団子を叩き潰して僕らはこんなに大きくなったのです。
    親方<グッとくる日記が書けて僕としても感無量です。親方の日記もグッと来ること多いですよ。
    ヘッド派は結構稀な事が判明してきました。ある種、異端児ですね。カックィ~ぜ。まぁ、また呑りましょうぞ。
    尊師<その噂、なかなかグッとくるものがありますね。特に根拠もないことを信じてしまう。そう思っていた時期が僕にもありました。
    最強って響きが、いかにも当時の感じが出ててイイですね。
    dEEjAy09<初めて聞く方法ですが、そっちの方が理に適っている気がします。みんな団子を固くするために手を変え品を変え、そんな時期があったんですね~。今みたいにネットワークの盛んな時期でもないし、テレビとかでやってた訳でもないし、少年時代って今考えると不思議なネットワークがありましたね。
    怪<同郷で同じことをやってても呼び名は違ったりするんですね。でも、なんのネットワークもないわけだから違うのが普通なんですけどね。
    偽キラとかまで行くとデスノートっぽいですね。

  7. 僕の地域では団子をサラ粉に埋めて一晩寝かせると最強という噂がありました。
    サラ粉に埋めた日の夜が大雨で、
    団子が跡形も無くなっていた時のショックは今でも忘れません。

  8. ナンバ<その噂は僕らの地域でも出回っていたような気がします。
    僕自身がやったという記憶はありませんが、当時の団子は我が子も同然の扱い。目に入れても痛くない存在と言っても過言ではないそういう存在でした。その団子が跡形もなくなった日には大人換算でいくと、息子が突然死してしまうくらいのショックと言っても過言ではないはず。お悔やみの言葉を申し上げます。
    いや、ごめんなさい。過言でした。

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