オアシスみたいにしてください。

いやはや、毎日はだらっとゆっくりと流れてとは僕がよく言ったもんですが、ほんとそうよ。ってな具合にねー、いきたいっすねー、いいっすねー、イエーイ!

なんだか忙しい毎日に溺れて素直になれないボクちゃんですが、この5日ほど濃密な密度の濃い、濃厚な時間を過ごしているような気がするんだけど、それはきっと気のせいではないと思うのです。

事の発端はレコーディングに行く22日の2日前に練習が始まる直前の話。突然ですが、中学校のころの友達が発端(ほったん)のことを(はったん)と言っていて、注意してあげた方がいいのか迷ったボクがいたことを思い出しました。

そんなことはさておき、いつものようにテレキャスターシンラインのシンエモンさん(以下シンさん)をギグバッグから取り出しました。すると、どうでしょう。突然ですが、ボクはギターケースではなくギグバッグというようにしております。なぜなら、そのほうがカッコいいからです。全単語が濁音の言葉もそうそうないと思います。ただ、かなしいのはボクはライブは行ったことが何度もありますが、ギグは行ったことはありません。いつか、ギグという一大ムーブメントを時には起こせるように、そんな願いを込めて、ボクはギターケースのことをギグバッグと呼ぶようになったのです。

話は脱線しましたが、シンさんを取り出しまして、チャラリ~ン、むしろチャラリンオリンピックってな具合にシンさんを奏でました。・・・つもりでした。

シンさんから出た音はチャラリンオリンピックとは程遠い、むしろシャランティ~ってな具合の音が出たのです。
「む、妙ぞ。こはいかなることか。(訳:おや、妙だぞ。これはどうしたことだ?)」
ふと見ると、一弦がビローンと、いやむしろドンビーローン(Don`t Be Long)てな具合にぶら下がっているではありませんか。

オー、ゴッド!

ゴッド オブ ゴッドとはこのことか!と、私思いました。

そうです、ボクは直感的に弦が切れちゃったんだ!と思ったのです。
あちゃ~っ、ってな具合でした。
なぜならば、レコーディングのために弦は変えたばかりだったからです。

ですが、よく見てみると別に弦に異常はありませんでした。
「あ、な~んだ。弦がペグから外れちゃっただけか」
そうして、私は再びペグに弦を巻きつけようとしたのですが。。。

妙なことに気がつきました。
ペグが、回らないのです。

それもそのはず、ペグがベッコー!となっていたからです!
おー!なんたるちーや!
ボクは思わず叫びました。雄たけびを上げたのです。

この地球に生まれついた日
きっと何だか嬉しくて
きっと何だか切なくて
僕らは泣いていたんだ

オーイエー!オーイエー!ウォウウォウォウウォ~ウォ~ウォ~!

レコーディングはもう明後日。
明日は一日バイト。
どうしよう。。。。とボクは途方にくれたのです。。。。

~つづく~