分かり合えなかったあいつらも。

昨日は仕事明け、詩人でありブッカーchoriと呑んで帰宅。
ただいま~ってなもんです。
彼とは最近よく呑む。思えば一昨日も呑んでた。
ここ数ヶ月で共通の話題、共有できるものがかなり増えたとおもう。
そうゆうのっていいよね。と、しみじみ思ったり。

話は一昨日のVOXhallに。

いついかなる時でも同じ位のクオリティーを出せる、安定感のある、
ある種貫禄とも言いましょうか、どんな時、どんな場所、どんな状況でも
ムラの無いものが出来るのがプロだな。と、僕は思うのですが、

その時、その場所、その状況でしか出来ないことをやってのけるからこそ
アマチュアの怖さがある。と、そう思ったのは、
日付にすればもう一昨日、VOXFESTA後夜祭の
THE VESPERSのカンベくんの弾き語りを見て思った。

ちゃんとパッケージングされて、分かりやすくて、みたいのが
プロである。と思うからこそ、いつからかそういうところを目指すし、
それはきっと間違いではないのですが

初期衝動のような部分、泣きながらでも何かを伝えたい。

いや、伝えたいことが溢れて思わず泣いてしまうような
そうゆうのが根本であるべきだよなぁ。と、言うことを彼は思い出させてくれました。

何はともあれ、一昨日は個人的に楽しかった。

ゲストのこうどさん、梶本さんの貫禄、安定感、 積み重ねてきたものの重さ、

若手たち(俺も含めそうでもない人たちもいたけど)の初々しさや
必死さ、その中でももまれてきた人たち、様々な心理が交じり合う中。

カンベくんはあの日にしか出来ないライブをしたなぁ。

自分自身が感動するには、まず見ている人を感動させなきゃいけないし。
でも、そのためには自分自身感動しなければ。
でも、そのためには人を感動させないと。

というのを多分僕は100回くらいループしてて、

最近は人を感動させることばかり考えていましたが、
また自分が自分の演奏で感動できるには。
というところに立ち返りました。

次のライブ、4月29日はまた新たな気持ちで迎えられそうな気がします。

今日の日記はやたら真面目モードでお送りしました。
それでは、今日はこの辺で。