理想と現実

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2017年11月30日(木)理想と現実

一定数のバンドマン、またはライブ活動をする人間にとって、ある種、不必要とも思えるべき立ちはだかる壁がある。

 

音楽活動において、僕は楽曲史上主義な部分が多分にあって、技術が楽曲を超える瞬間はあるにしても、それは楽曲が技術を超えるよりも稀なのではないかと思っている。もちろん、楽曲を表現するに当たって技術は必要なのだから、その2つは相互関係にあるものなわけですが。

 

はじめに言った、ある種不必要とも言える立ちはだかる壁とは、その二つの要素のどちらにも属さない、ライブパフォーマンスの要素の一環である。

 

つまりMCである。

 

自分の日頃感じ思っていることを楽曲に投じ、練習を重ねて発信する場、ライブステージという場において、楽曲と演奏こそが自分自身でありたいのだけれど、変な話、一番人間性が出るのはMCになってしまう気がする。

それは他のバンドを見ていても、本当にごまかしの効かない部分じゃないかと思う。

 

MCはもっとも日頃のコミュニケーション能力がものを言う部分なので、作曲能力や演奏能力とはまた別な能力が必要になるわけである。

 

とは言え、MCに限らず、ライブというのは、人間としての総合力が問われる気がする。

言わば、その人自身の人生の縮図である。

 

だからこそ、日々の音楽的な練習や意識はもちろんのこと、友達と話している時、恋人と眠る時、全ての瞬間の立ち振る舞いが何かしらの形でステージには現れてしまう。

いいライブがしたければ、音楽的意識の向上だけではなく、人として常に成長することを考えていないといけないのではないかと思う。

日常は全て本番に向けてのリハーサルとなる。

 

と、僕はそう思う。

 

俺って普段はダメダメだけど、ステージに立ったら最高にカッコいいんだぜ、なんて魔法はなかなかに起きるものではない。

ステージでカッコいい人は、やっぱりステージを降りてもカッコいい。

 

理想の自分をステージに持って行くのではなく、現実の自分を磨いていきたい。

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