これは先日紹介したカレーショップ、スパイスチャンバーでキーマカレーを食べていた時のことでした。
スパイスチャンバーのキーマカレーには小さく固いタイプの梅干しが乗っているのですが、そやつをどうやって食べるのか一瞬迷ったのです。
選択肢は２つです。
1.口に頬張り、種を吐き出す。
2.一口で食べず、少しずつ食べる。
この２択で僕は２を選んだのです。
なぜなら、口に頬張ってタネだけ出す行為が汚らわしい行為のように思えたからです。
こんな薄汚れた野郎がその存在だけでも人々に多大なる迷惑をかけているというのに
そんな野郎の口から何かが出てくる瞬間を誰かが見たら、きっと嫌な気分になるに違いない。
出来るだけ、人を嫌な気分にさせたくない。
そんな思いやりの精神から、僕は２を選択したのです。
少しずつ食べるために、その小さめの梅干しに前歯を突き立てたのです。
するとどうでしょう。
ガリッ！！
なんということでしょう。
思っていたよりも中心部を行ってしまい、タネの部分に前歯が直撃したのです。
ブッギャー！！
僕は叫びました。
もちろん心の中で。
ここで話は変わりますが、僕は昔から虫歯持ちで、もはや僕の歯は
数多の治療によりツギハギだらけの状態なのです。
ツギハギブギウギです。
前歯も3分の１くらいは詰め物の状態なのですが、
この瞬間、その詰め物がズレてしまったのです。
完全に取れてしまわなかったのは不幸中の幸いでした。
取れてしまったら前歯が3分の１ほど欠けた状態のまま、その日はもちろん、
下手をすると数日を過ごさねばなりません。
エロかっこいいどころか、ダサみっともない状態です。
売れかけていた頃の三四郎小宮の状態です。
完全に売れきる前のあの状態です。
九死に一生を得たわけですが、そのまま放置していればすぐさま
売れかけていた頃の三四郎小宮の状態になってしまうことでしょう。
僕は直ちに歯医者にダイヤル回してテレフォンナンバー6700しなければなりません。
ミニモニテレフォンだ、リンリンリンです。
そこで先日、歯医者へと馳せ参じたわけです。
本当は歯医者に行った話をしようと思ったのですが、前置きが思ってた以上に長くなったので
一旦区切って、ここは明日続きを記そうと思い、
ここに筆を置くこととする。
筆を置くこととする。って文豪っぽい言い回しでカッケーすね。
ではまた明日。Bye-Bye-！！
