時には昔の話をしましょうか。

僕は20才の時から約10年強、ライブハウスで
照明オペレーターとして働いていました。

当時そのライブハウスに出演していた友人がもともと働いてみないか誘われていたのですが
本人にその気が無かったため、誰か紹介してと言われ、僕まで話が回ってきたのです。

僕は迷った挙句、これも経験だと思い切って働いてみることにしたのでした。

そのことを別の友人に告げると、東京のライブハウスとかでは
下っ端のスタッフがことあるごとにボコボコにされると言う場所もあるらしく
気をつけた方がいいと言われ震えあがりました。

そして、軽く説明と面接的な感じで現地に向かったのでありますが
「基本的には楽しくやってくれたらいいよ。まあでも適当なことしてたらバチバチやけどね。」
と言われ、本当にボコボコにされることがあるのではないか、と
またしても震えあがりましたが、
そこで働いた10余年間、幸運にもボコボコにされることはなく
平穏無事に過ごさせていただきました。

始めの数年はピンスポットと言う出演者を追いかける明かりの担当として働きました。

数年経つと当時の照明オペレーターが退き、僕が照明オペレーターとして抜擢されたのでした。

この頃にはもうすっかり馴染みの感じでサークルで言う所の上回生的な立場でしたね。
当時、ピンスポットの子との会話を思い出します。

照明で色が入っていない裸電球的な明かりのことをWと表記するのですが、
これはWhiteの略語で実際は「生(なま)」と呼びます。
生明かりとか、そのサイドスポットは生で、など色々言っていました。

照明オペレーターのすぐ近くにピンスポットはいるので
割と演奏中でも会話というかリアルタイムで打ち合わせもします。

次、緑で。次赤系で。
などなど、言う中で、じゃあ、次は生で出してみようか。などと言う会話が行われるのです。

「生で出してみようか」

このパワーワードったらないですよね。スポットの子も悪ノリして、
「あっ、センターって言うか、中に出した方がいいですか??」などと返してきます。

僕も「じゃあ、生、中出しで」と爽やかな笑顔で返すのでした。

周りの人に聞かれたら誤解を招くったらないですよね。
そんな心温まる会話のことをたまに今も思い出したりします。

とりとめもない話になりましたが、20才の時そこで働き出したのが
ちょうど今くらいの時期だったので
まあ、なんとなくね。

たまにはこんな話もいいかなって感じです。
ど下ネタですみませんね。。。

ではまた!

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