直撃インタビュー

2018年10月ごろから2019年3月ごろにかけて、やってきた冬季シーズンに俺の中で大活躍した2つの調味料。
その名も山椒(さんしょう)と花椒(ホアジャオ)。
前冬季シーズンには顔を出さなかった彼らが俺の中で今季大活躍したその模様を直撃インタビューしてみた。

きっかけは火鍋パーティーだった

――お二方とも前冬季シーズンまではあまり顔を見られなかったと思うのですが、今季大ブレイクを果たしました。一体何が原因だったのでしょうか?

花椒氏(以下、花):そうですね。僕は今季までは俺に存在すら知られていなくて、長い間歯がゆい想いをしていたのですが、とある共通の友人が開いた火鍋パーティーに僕のことをふんだん使っていただきまして、そのおかげで俺に存在を知ってもらい興味をいただいたと聞きました。
[辛い]と言うジャンルに属してはいるのですが、いわゆる顔面がカーッとなる辛さじゃなくて、舌が痺れると言うか電流が流れるような感覚にハマったみたいで、それがきっかけで頻繁に交流が生まれた形ですね。

山椒氏(以下、山):僕の方は花椒くんから遅れること3ヶ月くらいかな。多分今年になってから頻繁な交流が出来てきたように思うよ。
でも存在はかなり前から俺には知っててもらってて、幾度となく交流はあったんだけど、家の食卓に並ぶほどの絡みはなかったぁ。
カレーうどん専用の調味料。そんな印象だったみたい。でも、今季花椒くんがブレイクして、その流れで類似タレントである僕にもチャンスが巡ってきた。と言う感じかな。
ある種、花椒くんには感謝しているよ。

花:とんでもないです。山椒さんが俺の中で調味料としてキチンと結果を残していたからこその今年のブレイクがあっただけのことだと思います。
実際、今では僕より山椒さんの方が売れてますからね。どんな状況にでも対応出来る対応力は見習わないといけないなといつも感心しています。

――確かに、お二方には似た兆候が見られますが互いに違いは感じてらっしゃいますか?

山:そうだね。僕はどちらかと言うと長年ライバル視してきたのは[生姜くん]だったから、体をポカポカさせる成分って部分で俺には求められたんだと思う。
似た兆候と言っても、僕は痺れと言うよりはポカポカと言うか。今回、生姜くんは例年より使われなかったみたいだね。
長い間、頑張って調味料やってきてよかったなと思えるよ。

花:確かにそうですね。類似と言っても少し役割が違って、僕はどちらかと言うと賑やかしと言うか、刺激を与える役割を求められていた感じですね。
正直、[胡椒さん]と山椒さんの間くらいの位置に僕いるんですけど、胡椒さん的な役割を求められる場面の方が多かったように思います。

――似ているようでいてお互いにしっかりと住み分けが出来ている、その辺りも二方ともブレイクするに至った理由な気もしますね。

ギブアンドテイクが上手く行っているのかもな、なんてね

――さて、今季たくさんの舞台を踏んできましたが印象的だった舞台はありますか?

花:もちろん、どれも印象に残っていますがやはりデビュー戦である共通の友人宅での火鍋ステージですかね。
あの時の僕はパウダーではなく固形で使用されていて、噛んだら砕ける感覚があって、本当に口に電流を流されたようだったと後に俺は語っていました。
あれからあの感覚をもう一度味わうために固形の花椒を探しているんですけど、そんなものはどこにもなくて、もしかして
あの時の調味料は花椒じゃない別な調味料だったんじゃないかって俺の中では今は揺らいでるみたいです。

山:逆に僕は印象に残っているものがないなぁ。たくさんステージは踏んだけど、小劇場ばかりだったし。
大きな一つの印象、と言うよりは全て引っくるめて僕にとっては一つのステージ、みたいな感覚はあるかもね。
最近じゃ、鍋とか汁物だけじゃなくて、唐揚げとかでもオファー来たりするし、なんて言うか使い勝手の良さを買われている感じ。
僕の方もどんどん使って欲しいから、その辺りはギブアンドテイクが上手く行っているのかもな、なんてね。

――それでは最後に俺にメッセージをお願いします。

花:今季、華々しくデビューを飾った僕ですけど、来季も是非活躍したいですね。夏季になってくると僕のような調味料は敬遠されがちで、
シーズンオフになるかもしれませんが、また力つけて必ず帰って来ますんで、その時はよろしくお願いします!

山:ずっとカレーうどん限定の付き合いで、このままこの関係性で終わっていくんだろうな。と思っていた矢先の大抜擢だったから嬉しかったよ。
今少しずつ夏季に近づいて来てるけど、使用頻度は変わらず来てるからこのまま突っ走って行きたいなと思っている。
これからもよろしくな!

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