高校くらいに読んだ漫画で「人生やり直せるボタンがあったら押すか」って何気ない一コマがあったんですけど、たまにそのことを思い出す時があります。
そして、どの時期の自分にも共通して言えるのは「押さない」ってことですね。
もちろん、失敗したと思う選択肢はありますが、その上で成り立っている今があって、どの時期の自分も今に不満を感じていないし、未来に不安を感じてはいますがそれは過去に戻らなくても今なんとか出来る範囲のことだって基本的には思います。
何よりやり直したところで今と同じような結果になるだろうという思いもあります。
しかし、一個だけ例外があって、「今の知識と経験を全て持った上で過去に戻れる」のであればかなり興味があります。
まさに強くてニューゲームって感じです。
そんなボタンがあればついつい押してしまうかもしれません。
あの時期、今の自分だったらこう対処出来たなぁとか、今の自分だったらもっとこうしていたとか、妄想はもう膨らミングです。
実際わりとそういうテイストの漫画、流行ってる気がするのでみんな考えることは同じなんでしょうね。
まあでも今の自分が過去ならどう通用するか試したいだけので、すぐ帰ってきたいですけどね。
結局のところタイムマシーンなんていらないんですよ。
タイムマシーンは来ない、そんな歌を歌ってた。ですよ。
タイムマシーンで思い出したことがあるんですけど、タイムマシーンで過去に行って未来を変える、みたいな話よくあるじゃないですか?
あれってどうなってるんですかね。
えーと、どういうことかと言いますと、例えばAという主人公が過去に取り返しのつかない過ちをしてしまって、タイムマシーンでその過去に戻ってなんとかして過ちがなかったことにして未来を変えるとするじゃないですか。
じゃあなんで一番初めにAが取り返しのつかない過ちをした時に未来のAは助けに来なかったのか。
矛盾していますよね。これがタイムパラドックスというやつです。
知りませんけど。
実際は僕らが過ごしている未来はもう結果なので、過去に戻って未来を変えようとしても変えようとしたことも混みで未来になっているんじゃないかと思いますね。
例えば僕は今まで未来の自分に会ったことがない、って結果がすでにあるのでタイムマシーンが出来て僕が過去の僕に会いに行こうとしてもまあ会えないんだろうって感じです。
これについては、稀にパラレルワールドとして取り返しのつかない過ちをしたAとそのAが過去に戻った時点で別の世界になってしまっていて、平行する別次元の話なんです。って説明するやつもありますね。
あんまり意味分かってないですけど、そっちの方がリアリティはまだありますね。
まあ何が言いたいかと言いますと、こんなことを考えている暇があれば、
つーか考えてる暇もないくらい今を生きて未来のことを考えた方がお得ですよ。
明日の話はしんどいし、昨日の話はつまんない、って誰かの歌詞でありましたね。
ちょっと誰かは思い出せないですがいい歌詞ですね。
では今日はこの辺で。
シーユーアゲーン!