お魚ロックフェスティバル(前編)

昨日はsoratobiwoが作った心斎橋5つのライブハウスを使ったライブサーキット「お魚ロックフェスティバル」でした。
多分、長くなると思うのでまず初めに総括からいうとホント楽しいイベントでした!!
出演アーティストの多くを見た訳ではなかったですが、それまでのsnsでの発信や、当日の感じなど見ていて、出演アーティスト全組、soratobiwoがちゃんと本当に好きだな、カッコいいなと思うアーティストだけを集めたんだろうなってのがなんか伝わって、俺のカッコいいと思う人たち、めっちゃカッコよくない??っていうイベント作成の原点中の原点を大事に守った心あるフェスだと思いました。
そんな中に呼ばれたのもまた光栄でした。
出演出来て本当に良かった。
来年、再来年と続けて欲しいし、MCでも言ったんですけどそのためには、今回の一回目を最高なものにする必要があって、僕らもその一端を担っている訳で、責任感を持っていつも以上に熱を帯びて演奏させていただきました。
またKeyのノリくんがこの日を境に仕事上の都合でしばらく参加出来ない(戻ってこれるかも分からない)ので、そのあたりも気持ちが入りましたね。
soratobiwo、素敵なフェスをホントありがとう!!

さて、ではイベント当日の朝から振り返って見ましょうか。
僕はといえばドラムの澤井さんの車に機材を積み込み、悠々と助手席で向かわせていただきました。
その前日もライブで、ギター→キーボードの編成の違いはあれど、全く同じセットリストでやるつもりだったので、前日ライブに撮ったボイスメモでおさらい&フィードバックしながら、向かいました。
前日ライブもなかなかいい出来栄えで最近のライブクオリティのアベレージの高さはちょっと嬉しいです。
もちろん、もっともっと上げていきたいですけど。

そうして辿りついたと同時に腹痛に見舞われました。
お腹の急降下というやつです。
腸内が唸りを上げる中、なんでもない顔をしながら知った顔にあいさつするのは至難の技でしたが、なんかちょっとテンション低くない?と思った方がいらしたらすみませんでした。
おお、楽屋にトイレが設置してあるのか!と見たら張り紙で、「使用禁止なので会場のトイレを使用ください」の文字。。。
OH…
とはこのことかと思いつつ、会場に入ろうにもリストバンドを取りに行くのをKeyのノリくんに任せていたためリストバンド(チケットパス)無しで特攻するしかないというのを、チキン野郎の僕はその選択をするのを躊躇していました。
そうだ、会場の横にファミマがあったはずだからそこでトイレを貸してもらおう!
それは名案だ助手よ!!
はい、博士!!
と、脳内の博士と助手も大喜びです。
ファミマでトイレ貸してください!というと、はい!喜んで!!と言われると思いきや、土日のトイレの使用は禁止させてもらいますの文字。
OH…
とは、このことかと思いつつ、いよいよ俺もここまでか。と諦めそうになった瞬間、道路の向こう側からサッソーとKeyノリくんが現れました。
私はノリくんからリストバンドをもぎ取り、会場にinして事なきを得たのでした。

さて、なんとか大事の前の小事を済ませ、ここからはライブに向けていよいよ精神統一である。とばかりに楽屋にこもりました。
そうそう、言い忘れていたのですが、この日の会場にはムジカムジナ(4月に京都でおこなった僕とトミタショウゴ企画のライブサーキット)の看板スタッフのかんなちゃんがお魚フェスのスタッフとしてinしていて、色々と手伝ってもらいました。
物販を用意してくれたり、当日のセットリストを書いてくれたり、何から何まで世話になった、とはこの事かって感じでした。
あと、同じくムジカムジナのスタッフを手伝ってくれたかりんちゃんも僕らの次のスムージチークスというバンドのスタッフでinしていて、奇しくもムジカムジナメンバーズが何人か再会を果たしたのでした。
心のいいねボタンを連打した瞬間でもありました。

そうして、滞りなく僕らの出番がやってきてセッティングを開始しました。
僕らの出演会場はヒルズパン工場というライブハウスで、行ったことはあったのですが出演するのは初めてのライブハウスでした。
初のライブハウスは久々だったので、さて演奏前セッティングでどこまで作れるものかと、少しワクワクしながら直前リハに挑みました。
いざ音を合わせてみると思ったのはドラムの音が小さい、自分のアンプの音がでかい、というか音が硬い、キーボードの音もデカくて硬い。
さて、個人的には、ここでドラムの音をモニターから返したりすると逆に作りにくいんですよね。
そこでパッと後ろを振り向くとドラムの位置が普段出演しているライブハウスより1mほど遠い位置にあることに気づきました。
なるほどなるほど、だからドラムが小さく聞こえるわけね。
そして自分のアンプとキーボードのアンプの位置を見てみると、ドラムよりもアンプ1台分ほど前に出ていることに気づきました。
なるほどなるほど、だから硬く聞こえたのか。
そうして、少し音を下げて全てのアンプの横位置を揃えてもう一度合わせてみました。するとどうでしょう。
うん、やりやすい!!
ドラムの音を前から返しちゃうと、演奏が揃ってなくても音圧があるように聞こえて、雑な演奏になりがちです。
演奏揃ってないとペラペラに聞こえるくらいが丁度いいんだわ。
と、ベテラン感を出せて非常に満足でありました。
さて、ご満悦で始まったライブ。上記に記した通り、soratobiwoの大事な主催の1回目、ノリくんとの演奏のしばしの別れ。熱いライブが出来たんじゃないかなと自画自賛です。
自画自賛だけが取り柄の男です。

ライブが終わると、かんなちゃんに物販を手伝ってもらっていたのですが、何名かの方がCDを購入して頂いたようで非常にありがたい。と感謝感激の雨あられでした。
その中で、僕らが物販に現れるのを待ってくださっていた方がいたようで、これまたありがたみの極地を感じた次第であります。
話を聞けば京都の方らしくて、GENNARIってバンドが好きなんですとのことで、
えっ、僕ら9月にGENNEARI対バン決まってますよ!
えー、それ絶対行きます!
という運命めいたエピソードもあり、再会を楽しみにまた明日から生きていこう。と心に決めたのでした。
人の顔を覚えるのが致命的に苦手なので、それだけが不安のタネですが、その日ばかりはヤマカンで「あの時の方ですよね!」と手当たり次第声をかけていこうと心に決めました。

そうして、ノリくんとのライブも一旦閉幕ということで、記念にパシャり。

センターにかんなちゃんを置いた女ボーカル5人組バンドみたいになってますけど、まあお気になさらずに。

ノリくんとも多分2009年とか2010年とかくらいからやってるんで(途中1年くらい外れてた期間ありましたが笑)足掛け10年くらいやってたんだなぁ。こんなメンバー入れ替わり激しいバンドを見捨てず10年も続けてくれたノリくんにはホント感謝っす。
でも、昔より断然にフラッと戻ってきやすい体制を作ってるんで、ステレオタイプを実家みたいな存在で、たまに現れては遊んで帰るみたいな関係性でも断然におもろいやん。って今はそう思ってます。
アディオス、ノリくん。アスタラビスタ前田慶次!

前田慶次って誰や!!

では、かなり長くなりましたが、これでまだ昨日の出来事は半分くらいです。
うーん、濃密な一日だったなぁ。
後編に続く!!

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◆9/3 京都:二条Live House nano
ムジカムジナPresents
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OPEN START 12:30 / 12:50
※当日フード出店有り

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