お魚ロックフェスティバル(後編)

さて、ここからは全くの蛇足でしかないのですが、昨日更新したお魚フェスの続きです。

ノリくんとの一旦区切りのライブを終え、そのあとどうするか全然考えてなかったのですが、まあなんとなくみんな散り散りになって、流れ解散的なムードなのかな。と思っていたら、誰からともなく、せっかくノリくんとの区切りライブなんやし、みんなで飯でも行く?と言い出し、メンバーの大半が呑兵衛なバンド、ステレオタイプは迷うことなく串カツ屋さんにinしたのでした。

澤井くんもかなりの酒豪なのですが、この日は車なので泣く泣くジンジャーエールを飲み続けていました。
紅生姜の串カツに特に舌鼓を打ちつつ、これを思いついた人は天才やわと感心していました。
ノリくんの今後の話も交えつつ、思い出話にも華が咲きました。
堀さんが平日18時までハイボール50円というキャンペーンに興味を示し、お店のお姉さんに「これって毎日来る人とかいるんですか?」と話しかけると、色々とハキハキした口調で答えてくれました。
そんな中話の流れで何気なく年齢を聞くとなんと高校1年生。。。
みんなびっくり仰天でありました。
なんてしっかりした高校一年生。
僕が高校の時など千と千尋のカオナシみたいに「あ…あ…」が口癖だったくらいなのに。
若いのにしっかりした子を前におじさんなのにしっかりしてないおじさん4人はタジタジになったとさ。

そのあとは澤井さんは帰路に、堀さんは別件打ち合わせがあるとのことで、ノリくんと二人でぶらぶらいろんなバンドを見つつ、最終的に昔馴染みの深い空中ループを見に行きました。
いつも通りドラマチックなライブを展開していて、君たちホント、みんなドラマーだねと思ったのはここだけの話にしておきましょう。

そこでまた堀さんと合流を果たし、そのあとどうしようかと話していたところ、今日はトコトンまで行ったろうということで、飲み屋を探す旅に出ることを決意しました。
なんならすき家で牛皿をあてに飲み続けようと話しながらライブハウスを出るとシトシトと振り続ける雨の向こうに黄色い「串カツ」の看板がランランと輝いていました。
ランランルー。とはこのことかと思い、「もっぱつ、串カツ行ったりましょか!!」と僕が言うと全会一致で入店することになりました。
奥のテーブル席に通してもらい、僕はレモンサワーをガブ飲みしました。
先ほどの串カツとはまた違った美味しさのある串カツで、店によって違いあるんだねー、なんて話しながら店内を見てみると、なんと先ほどまでライブしていた空中ループの面々がいるではありませんか。
おやおや、奇遇ですねとばかりに挨拶を交わし、ベースの森チュンをこちらの席に招集して、さらに空中ループのPAさんも交わり、これまたディープな音楽談義が始まったのです。
堀さんが空中ループのライブを見て気になったのが、ドラムにバスドラに対してベースがかなり遅れたタイミングでピックしていることでした。
なぜそうしているかと言うとそのほうが、打点としての役割のバスドラム、サスティーン(音価、つまり音の長さ)としてのベースの役割が、このバンドに関してはハマっていると感じるから。とのことだったのですが、それを堀さんがそれにしてもやりすぎじゃない?と言う意見割れから始まり、様々な観点から各々の意見が飛び交ったのでした。
バスドラムが点を作って、それを線にするのがベース、と言うのが僕の認識ではありました。
ドン!と言うバスドラムが実際にドン!なのか、ドーン!なのか、ドーーーン!なのか、ベースのあり様によって聞こえ方が全然変わって、それもベースの魅力の一つですよね。

議論は少し熱を帯び、気が付けば、トリのsoratobiwoの時間になってしまっていました。
それより前のバンドも見たかったのですが、これは完全にうっかりしていました。
これは不味いとばかりに会場に向かったのですが、あいにくの入場規制であえなく断念いたしました。
まあ僕が見るより、少しでも多くのお客さんが見た方がいいに決まっている。
入場規制、やったじゃん。と、心からの拍手を送り続けました。

ベース議論が白熱し、一触即発と言うと言い過ぎですがボルテージ上がった瞬間もあったため、議論終わりは仲直りのハグで納めました。

うーん、めんどくさい人たち笑
しかし僕は愛すべき面倒くささだと思っております笑

しかし、そのバスドラの打点に対して、ベースを遅らせていることに僕は全然気づかなかったし、森チュンも秒で言うと100分の1秒くらい、とのことだったので、気づいた堀さんも体現してる森チュンも流石というか、全く恐れ入るとはこのことでございますわ。

そうして、盛大に乾杯をして、盛り上がる打ち上げ会場を終電という魔物に追い詰められた僕は泣く泣く後にしたのでありました。
帰り道、ワゴンズの梶本さんも同じタイミングで出たので色々と話しながら帰りました。
今日はもうズタボロになるまで飲んでやりたくなった僕は、京都に帰ったら一杯どうですか?と誘ったのですが、別件があるとのことで、それなら僕も同席します!と息巻いていました。
話しながら電車で帰っていると、一瞬で京都駅に到着しました。
全く話の尽きない先輩という尊い存在であると改めて認識したと同時に、僕の体の異変に気づきました。
やばい、完全に酔っ払っている。
そうです。下手したらこの日すでにレモンサワー20杯くらい飲んで、電車に揺られ、思っていた以上に酔っ払っていたのです。
そこに睡魔という名前の悪魔もひょっこりと顔を出しました。
こいつは厳しい。とばかりに、梶本さんに謝ってやはり同席はキャンセルで。。。とさせていただきました。

すみません、とばかりに頭痛と戦いながら帰路についたのですが、このまま眠ると二日酔いが凄そうなので、水をカブのみすること、後なんとなく腹に何か入ってた方が二日酔いにならなそうっていうイメージだけでいつもの深夜の悪魔をキメてしまいました。

最高です。
まあ2日間頑張った自分へのご褒美ってことで。
などとOLみたいなこという俺、女子力高めです。
ジェンダーレス・タカハシって呼んでもいいんだぜ?

串カツにレモンサワーにご褒美多すぎやろ、という声は一旦無視して。

そんなわけでとても良い一日でした。
はー、楽しかった。

後半なんか全然関係ない感じになってますが、soratobiwoはほんとお疲れ様でした。
梶本さんも森チュンも断然によく会うけど、こういうフェスでの対バンで道端であって、そのまま飲みになだれこむ、みたいなのも出演者としては、こういうフェスの醍醐味なんです。
それはそれで少ないながらに見たライブも全部素晴らしいライブでした。
僕も頑張ろう、って思いました。

では今日はこの辺で。
バイニャン!!

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ムジカムジナPresents
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OPEN START 12:30 / 12:50
※当日フード出店有り

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