福岡長崎旅行メモリーズ1日目その3~夜の福岡編~

※シリーズものです。まだ読んでない方は以下からお楽しみください。

福岡長崎旅行シリーズその1
http://stereotype.biz/takahashi/2019/08/01/%e7%a6%8f%e5%b2%a1%e9%95%b7%e5%b4%8e%e6%97%85%e8%a1%8c%e3%83%a1%e3%83%a2%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%ba%e3%81%9d%e3%81%ae1/

福岡長崎旅行シリーズその2
http://stereotype.biz/takahashi/2019/08/02/%e7%a6%8f%e5%b2%a1%e9%95%b7%e5%b4%8e%e6%97%85%e8%a1%8c%e3%83%a1%e3%83%a2%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%ba1%e6%97%a5%e7%9b%ae%e3%81%9d%e3%81%ae2%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%83%a1%e3%83%b3%e7%b7%a8/

さて、福岡長崎旅行シリーズその3です。つかまだ1日目が終わらないと言う、どんな長編やねんとお思いの方ももしかするといらっしゃるかもしれません。
イラっとしてる方もイラっしゃるかもしれませんね。
すみませんね〜〜〜。
でも、これが俺なんです。
俺なんやー!

そんなことはさておき、ラーメンを完食した私は「うんこっ2006」と言うパワーワードを胸に秘め福岡シティを闊歩し始めました。
寝床は博多駅の近辺だったため、一旦戻らねばならないのですが、こいつは電車より歩いて帰った方が、より風流じゃね?と結論が出ましたので、30分ほどかけて歩いて戻り、面白そうな場所があったら立ち寄ってやろうじゃないさと心に決めたわけで有ります。
闊歩して思ったのですが、やはり普通に都会。と言う感じでした。
思っていたより、ビジネス街的なニュアンスが強めで、観光よりそっち強めな印象でしたね。
僕が歩いた道のりがたまたまそうだったのかもしれないですが。

寝床までの途中でキャナルシティと言う巨大な商業施設があるとのことで立ち寄ってみました。
USJの入るまでのショップ部分をそのままめちゃくちゃ巨大にしたような建物で、ブラブラしました。
この建物のど真ん中ではアゲアゲのBGMに乗せて子供達が楽しく水遊びしていて、気持ち良さそう〜と羨ましくなりました。
しかし、汚れを知らない子供達の中にこんな汚れきったおじさんが乱入しようものならば一発で留置署にぶち込まれそうな事案であるため、諦めました。

一通り見て回って、別にここにはもう何もねぇ。
と結論を出し、また福岡の街を歩き出したのです。

そうして、一度ホテルに行ってチェックインを済ましたのち、再び福岡の街へと繰り出しました。

先ほど歩いているときに、ちょっと風情のある商店街が見えたので、次はそっちに向かいました。
天神橋筋商店街的な、いい感じにいい感じの呑み屋がポツポツとあって、コレコレー!!感を身体中に感じたのです。
やっと福岡始まったなとばかりに、物色しますと、気になるお店が。

一見ただの魚屋さんのように見えたのですが、よくよく見てみると奥に席が設置されているじゃないですか。
福岡名物として、イカの活け造り、ごま鯖と言うのがあると伝え聞いていたので、この感じならゼッテーあるはず。
と、滅多に働かないタカハシセンサーを身体中に感じて意気揚々と店に乱入したのです。
乱れながら入る。これぞ乱入です。

中に入りますと、カウンターに通され、目的通りイカの活け造り、ごま鯖がありましたので「じゃあそれください」とばかりにレモンサワーも一緒に行ったりました。
しばらくするとレモンサワーと共にお通しが運ばれてまいりました。

さて、それではいただきますとひとつまみし、レモンサワーをゴクリと。
うまっ!!
なんじゃこりゃと言いたくなるほどの旨み。
旨みが凄いんじゃと千鳥ノブがいたなら、きっとそう言ってくれたことでしょう。
繊細でいて豪快な味付け。うーーむ、100点上げちゃお!

そんでもってやってきましたのは、ごま鯖です。

我々、一般的な京都ピーポーからすると、鯖と言えばシメサバですよね。
こちらは新鮮な鯖をなんと刺身にしてゴマと醤油であつらえた一品となっておりました。
こいつはグー。
これまたグー。
おまけにグー。
グーググーグーグーグーコー!!
と、叫びたくなるのをグーッと堪え、なんとか心の中に留めました。
鯖を刺身にすると、サーモンのような口にとろける肉感と青魚特有の青っぽさが見事にマッチしたなかなかのモンでした。

これはレモンサワーが止まらんとばかりに、狂ったかのようにレモンサワーを注文し出したのです。
店員さんから、こいつ狂ったか!?と思われてなかったか心配です。


そしてやってまいりました、メインディッシュ。イカの活け造り。
よくよく見るとまだ少しだけ動いていて、こいつ動くぞ!と思いました。
生命の息吹を感じながら、頭部分を一枚口に運びました。
うおお、弾力が凄い。
弾力みが凄いんじゃと千鳥ノブがいたなら、きっとそう言ってくれたことでしょう。
普通のイカよりも食感がプチプチとしていて、まさに張りがありました。
これまたレモンサワーは止まりません。
レモンサワー封鎖出来ません!と織田裕二がいたなら、きっとそう言ってくれたことでしょう。

そんなわけで頭部分を平らげたのですが、下足部分やなんか頭の骨っぽい部分とか、一体どうするんやろ。
と思ってもう一度メニューに目を通すと気になるメニュー名が記載されていました。

「おい造り 350円(天ぷら・塩焼き・唐揚げ・刺身)」

そこで私は完全に理解しました。
謎は全て解けた。じっちゃんの名にかけて!
じっちゃんにナニをブッかけるのとはわけが違います。

これはきっと活け造りの残った部分を使ってナニかをやってくれるメニューと言うことでファイナルアンサーで違いない。
そう直感したのです。
だから僕はしてやったりの顔で店員さんにこう言いました。
「これ、おい造りで天ぷらにしてください」
きっと、店員さんはこいつ素人じゃねえ。と言う目をしていたに違いありません。
どうもこんばんは違いのわかる男、タカハシです。

そうして、イカは変わり果てた姿に。

まあ、なんと言うことでしょう。
あんなにも白く、光っていた肌は、今は衣に包まれ、黄金色に。
劇的ビフォーアフターとはまさにこのことでありんす。

口に運んで見たらば、これまた美味〜〜〜。
なんちゅうもんを喰わしてくれたんや。
これに比べたら山岡はんのはカスや。

山岡はんって誰や!!

すっかり気分が良くなった私は、そのまま中洲へと旅立ちました。
川のほとりにずらりと屋台が立ち並んでおりましたが、天神の方にもあるとのことで、そっちも気になったので、
そこは素通りしてそちらに向かいました。

南天神駅の近くに、出ているじゃありませんか屋台が。

と言ってもここに並んでいたのは3軒だけでしたが。
僕はなんとなく直感を頼りに入った屋台で、直感を頼りに麻婆豆腐とハイボールを頼みました。
夜の福岡は熱気に包まれ、屋台もその限りであったのですが、なぜ俺はこんな暑い日に熱辛い麻婆豆腐を頼んでしまったのだろうと数分前の自分を恨みました。

しかし、どうでしょう。

いけるやん!!

ミンチ肉を極限まで煮立てた汁は麻婆の汁よりもう土手焼きのそれくらいの濃度で、そこにホアジャンをぶっかけてるジャン。
濃厚な味とホアジャン特有の舌がピリピリ痺れる味がドッキングしてマッスルドッキングしていました。
これまたハイボールが鬼のようにすすむ一品でありました。

店を出てさてどうしようかと思ったのですが、酔いと昼間歩いた時に汗をかきすぎたのか、頭痛と吐き気がしてきたので、俺もこれまでか。。。
と、しぶしぶホテルへと帰っていったのでありました。

いやー。やっと1日めが終わりました。
長すぎますよね。すみませんねーー。

しかし、こんな最後まで読んでいただいてほんとありゃした!!
ほんと、ほんとにねーー。
ありゃした!!

まだまだ2日め、3日めと続きますのでどうぞ続編をご期待ください。

終わりでーーーす!!

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