イナジュン

僕がライブハウスの照明オペレーターとして働いていた時代に怖い曲を演奏する弾き語りの女の子がいました。
ピアノ弾き語りなのですが、歌詞が独特で、心霊現象的な怖さの歌詞でしたね。
天井裏から あの人が 降りてくる
みたいな歌詞でした。

僕も僕で合わせて怖い照明にしていて、なんと言いますか稲川淳二のライブ中みたいな照明と言いますか。
青を貴重に緑を当てるみたいな。
弾き語り版稲川淳二。
イナジュンです。

松潤みたいにゆーな。

今もですけど、そんな切り口で曲を作る人あんまりいないのでこれは流行るかも!
と、ちょっと思っていたりしました。

ある意味新ジャンルですよね。
でも、曲だけ聞いて怖い!って思う曲も世の中にはあるはずです。

歌詞でいうと、スピッツの青い車って曲は実は彼女と心中して、青い車で崖から飛び降りるっていう歌なんじゃないかって話もありますよね。

確かに「冷えた僕の手が君の首筋に噛み付いて弾けた朝」とか、「輪廻の果てに飛び降りよう」とか、ちょっとそんな風に思えるフレーズもちょこちょこ飛び出しておりますね。
めちゃくちゃ爽やかな曲なので、本当にそうだったら逆にめちゃくちゃ怖いですね。

あと、僕が昔一緒にバンドやっていたやつが小学生の時にB’zのラブファントムって曲のイントロが怖すぎて号泣したって話は、聞いた時爆笑しましたね。

確かにちょっとおどろおどろしいイントロですが、泣くほど!?笑
しかも割と小学校高学年だったはずです。
で、22秒目くらいから入ってくる弦楽器のフレーズでめっちゃ安心するらしいです。

曲だけ聞いて怖いなぁって思うのはやっぱり世にも奇妙な物語のテーマって怖いですよね。

この曲作った人、どんな思考回路してるんだろ。。。って思いますよね。
途中でめっちゃ美しい旋律になるところとかあったりするのもまた怖いですよね。

世にも奇妙な物語自体、結構怖い話多いので、その辺りの怖い話を思い出してしまうっていうのもあるんですかね。
もし、世にも奇妙な物語を知らない人がこの曲を聞いたら怖いって思うのか、ちょっと聞いてみたいです。

何考えたらこんな曲作れるの?って感じの怖い曲でいうとスーパーファミコンの「学校であった怖い話」というゲームの音楽がめっちゃ怖かったですね。

なんでなんでしょうかね。
基本的に美しい旋律なんですけど、多分ところどころに不協和音を入れて不安を煽っているんでしょうね。
不安を煽るために計算された不協和音ってなかなかそんな音、狙って出そうと思わないですもんね。
こんなん聴きながら夜中トイレに1人で行くとか無理ですよね。

あとは、さっきのビーズのラブファントムのイントロより断然に怖いイントロだなと思うのがディルアングレイってバンドの残-ZAN-という曲ですね。
これ、PVも相当グロいのでそういうの無理な人は絶対に見ない方がいいと思います。
イントロの不安になってくる感じは相当です。
ただ声が怖い、というのが大きいので音楽として怖いか、と言われるとどうかは分かりません。

【閲覧注意!】グロ耐性のない人は見ないでください。

この曲が発売した当初、ミュージックステーションで披露してて、たくさんのゾンビみたいなやつらが吊るされたり、貼り付けにされたりしているセットの中で歌っていてて、「よく出来てる人形だなー…」と思ってたら後半いきなり動き出して「人間やったんかい!!」とビックリした記憶があります。
あんなん今放送したらクレームどころの話じゃないでしょうねぇ。。。

そういえば昔よく霊の声が入った音楽みたいな特集ありましたけど、そういうの最近の曲で聞かないですよね。
はっきりと「コロシテヤル」みたいな声が入った曲とかありましたもんね。
誰の何の曲かは忘れましたけど。

やっぱりデジタルレコーディングが主流になってきたから、そういうのあとで波形で切れるようになったのか。
霊の力がデジタル非対応なのか。
果たして真相は闇です。

さて夏のピークが去ったといえど、まだ暑い夏は続いています。
残暑というやつですね。

今回のブログで少しヒヤッとしていただければ幸いでございます。

ではまた逢いましょう!

よかったらシェアしてね!
PICK UPライブ
◆9/3 京都:二条Live House nano
ムジカムジナPresents
「BANDvsSSWフェス2023」

前売り3000円 当日3500円(ドリンク別)
OPEN START 12:30 / 12:50
※当日フード出店有り

ステレオタイプ
トミタショウゴ
LOVE LOVE LOVE
私の思い出
カジモトヒロシ
アヤヲ
立石歩
work from tomorrow
kimiiro
特設サイトへ
目次
閉じる