大貧民の彼女のツレ

夏もいよいよって感じですね。
足音がどんどん遠ざかっていく感じ。

夏の足音が近づいてくる。ってよく聞きますけど、夏の足音が遠ざかるってのは聞いたトキがねえですけど。

それで言うと真夏の表現はなんと言うんですかね。
夏本体が今ここにいる。
ですかね。

あんまり詩的に思えないのなんでだろう〜。

それはそれとして、夏の期間あんまりやらないだろうなぁと思っていたけど結局断然にやり続けていたことがあります。

鍋です。

ほぼほぼ3日に1回くらいのペースで作ってましたね。

夏でこれやったら、冬になったらどんだけやるねん!と自分で自分に言いたくもなりますよね。

じゃあ言えば?

そう思われた読者の方も中にはいらっしゃるかもしれません。

ですがこの私、日に日に進化を感じているのです。
それは、冬の期間ならば鍋の元と言いましょうか。
あの汁がそのまま入ったものが様々なテイストで売られているのですが、夏の期間、あのほとんどがスーパーから消えてしまいます。

そうです。
夏場に鍋を食う、それ自体がマイノリティであると言う象徴なのであります。
なので夏場に鍋を食うならば、その少ない鍋の元でやりくりするか、自分で鍋を元から作るかの2択を迫られる訳です。

そもそも人間には2種類の人間しかいないのです。

ベビースターラーメンを食べる時にこぼす人間とこぼさない人間です。

えっ。

絶対、その話今関係ないやろって思いました?

俺も思いました。

そんな訳で、その2択の結果ここしばらくは鍋の元を使わずに元から作るタイプのタイプをやっていたのです。
家庭的なタイプがタイプの俺ですからね。
美味しいパスタ作ったお前にマジギレです。
そいつこそが、大貧民の彼女のツレだった訳です。
一目惚れ〜。

そんな中、夏前半は僕が花椒にハマっていたのもあり、中華鍋と言うか火鍋っぽいやつを目指して、鶏ガラスープをベースに豆板醤、甜麺醤などで味を作っていくタイプのタイプがこの俺でした。

だが時は流れ、鴨川は流れ、その流れと共に月日は流れました。
僕の気も変わったのです。

後半は、ふとしたきっかけで優しさを求め出し、昆布出汁に鬼のようにハマりました。
昆布鬼です。
そんな鬼がいるのかと聞かれたならば、逆の立場で考えて、そう聞かれたとしたら返事が返って来られてたと思いますか?と言いますね。

やっぱり出汁って凄いんですよね。
日本は出汁の文化らしいですよ。
多くの国はスパイス文化なんですけど。
日本に生まれてよかったー!って思いますよね。

それで言うと地球に生まれてよかったー!とも思うっちゃあ思いますよね。

火星に生まれてたら、どうだったんだろー!とは1ミクロンも思ったトキはないですよね。

そして、そんな出汁ですが、色々と合わせたら、なんか統一感出るんですよね。
例えば鶏ガラ出汁のスープに鶏肉と卵入れるような、感覚。

昆布出汁をベースに全部海のもので統一するんです。
あごだし、鰹出汁。
まあ調理酒と薄口醤油は特別として、あさりや鱈、ワカメ、えび。
するとどうでしょうか。

その入れた食材全てから出汁が出て、まさに生命の海のスープが生まれるのです。

海は命の源って言いますもんね。
口に出して言ったことは一度たりともないですけど。

最近はこの命の源鍋にめっちゃハマってるんです。
なんと言うか体への浸透率がハンバないと言いましょうか。
ポカリっす。
まさにポカリ鍋だと言ったら過言でしかないですけど。

良かったら是非試してみてください!
騙されたと思って。

では今日はこんな感じで。
さよなら!

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