絶対伝えたいからだよ

さて昨日の続きです。

伯父は辛そうに運転していました。

大丈夫?

と気遣いながらも、

それは自分に向けての言葉でもありました。

密室インフルです。

お互いにノーマスク。

袋小路とはこのことか。

内心、そんなことを思わなかったといえば嘘になります。

僕は窓を全開に開け、なるべく鼻で浅い呼吸を心がけました。

そんな訳で、墓参りを迅速に済ませました。

お墓の前で手を合わせながら、

-お師匠様、アレから8年の月日が流れました-

そんなことはひとっぽっちも思っていませんでした。

そのあとは神社に通りがかったので

せっかくなので神社にお参りしようかなと言い出すと。

じゃあ、何か買ってきてやるから

その間に行っておいで。

と、言ってくれました。

立派な神社です。

まさにリパジンです。

僕はいつもの調子で100円玉を投げつけて拝み倒したのであります。

楽してお金がもらえますように。

楽してお金がもらえますように!!

なんで二回言ったかって?

絶対伝えたいからだよ!!

しばらくすると伯父がスーパーでなにやら惣菜を買って

迎えに来てくれました。

私は再び密室・イン・インフルに。

いやまあインフルかどうかは分かんないんですけどね。

そう言えば今思い出しましたけど、

絶対病院行きやー。

とかその時言っていましたが、

結局行ったのか、インフルだったのか。

その後聞いていないなと思いました。

しかし便りがないのは元気の知らせ。

って言いますもんね。

僕もそのことわざだかなんだかよく分からない言葉に

全乗っかりしたい。

そんな風に思うのです。

家につくと、伯父はこたつで寝始めました。

寝だした伯父を尻目に、

テレビを見ながら買って来てくれた惣菜をアテに一杯やっていたのですが、

こうしていてもラチが開かない。

と言うことに気づいたのでした。

ラチとは何なのか。

今、ラチは閉じっぱなしになっている状態なのか。

ラテとは、何か関係があるのか。

そんなことを思いながら、

帰ろう。

もういい木村帰ろう!!

と、アウトレイジのたけしバリに思ったのです。

僕は伯父に別れを告げ、駅へと歩きだしました。

このまま帰るのも正直癪だな。

と思った私は、以前ここに来た時、伯父に連れて行ってもらった焼き鳥屋を思い出しました。

グーグルマップを広げ、焼き鳥で検索し、

おそらくこれじゃあないかと言う店が

駅からさほど離れてない場所にあったので

せっかくなので行って来ました。

雰囲気ありますよね。

まさに雰囲気系です。

ここでは「トリタン」と言う言わば牛タンの鳥バージョンが推しとして売られていまして、

それをテーブルに置かれた七輪で炙って食べるのです。

これがなかなかの美味だった記憶があるので

非常に楽しみでした。

いいでしょ?

雰囲気抜群です。

グンバツです。

まさに鳥とディープキスしてる感覚です。

僕はすっかりとエロい気分になってしまいました。

まさにベロチューです。

ディープキスのことを稀にベロチューという人がいますが。

僕もその類の人間であると言うことを

今この場をお借りして

声を大にして言いたいと

そう思った次第であります。

そうしてお会計を済ませ、いよいよ京都へと帰る訳ですが、

美味しかったのですが。

記憶の中にあったやつの方が美味しかった気がしました。

思ってたやつの方が美味しい。

と言う現象です。

この現象がなぜ起きてしまうのか。

本当に真相は闇です。

しかし、思っていた満足値に達しなかったので、

これは差分を埋める必要があるな。

ってな訳で、京都に帰ってもう一軒行ってしましました。

京都駅近くの創作中華料理のお店です。

なかなかの旨みを出してくれました。

旨みがすごい!!

今日も今日とて食べ過ぎた。

そんな日を過ごしてしまった遠い夏の日。

ではありません。

近い先月の日。

ですね。

以上。

でした。

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