僕とボックス その3

今日もシリーズ物その3です。

前回オリジナルバンドの消滅を余儀なくされた私でしたが、

その後も音楽を続ける気はあるようなないような。

しばらく、ふらついた気持ちで過ごしておりましたが、

その当時出会った友達とみょうにウマが合いまして

聞けばボーカルとしてバンドがやりたい。

と言っていたので、じゃあやりましょうか。

とばかりにバンドを結成したのでした。

と言ってもまだボーカルとベースだけの2人バンド。

これがボーカルとギターや

ボーカルとキーボードだけならば

B’zやaccessみたいな売り出し方も出来たでしょうが、

ボーカルとベースじゃ無理があります。

つかaccessて。

懐かしすぎるやろ、と思ったアナタは多分同世代。

さて、というわけで彼は大阪の専門学校にレコーディングを学びに行くので

そこでメンバーを探す。とのこと。

僕は僕で大学の軽音部があったので

そこに入部してメンバーになってくれそうな人を探そうかなという感じでした。

そんな中、事件がおきました。

当時僕が働いていたバイト先が閉店してしまったのです。

コイツァまじぃぜ。

と、新たな職場を探しているところに一報が入りました。

VOXhallでピンスポットのアルバイトを募集しているらしい。

と。

元々は友達が声をかけられたのですが

その友達から友達へ、

そして私へと回ってきた話でした。

ライブハウスでバイトか。

なんかカッコいいジャン。

と、私は思いましたと同時に恐ろしくもありました。

ライブハウスといえばやはり怖いイメージもあったからです。

友達がよく出演していたメロコア系ライブハウスでは

貸し切りと言えど友達の友達の友達くらいまできていて

会場はいつもパンパンでした。

中には刺青の入りまくったイカツイやつもいました。

トイレに注射器が落ちていても何ら不思議じゃない。
※イメージです。

まさにそんなイメージでした。

しかし音楽的な繋がりも広がったり、あわよくばバンドメンバーなんかも探しやすいかも。

と、思って勇気を振り絞って私は名乗りを上げたのでした。

この辺りの採用の件りは以前書いたような気がするので

割愛します。

まあともあれめでたく採用された私でした。

当時のVOXhallと言えば、僕の他に

女性ブッカーと男性ブッカー。

PA補佐のバイトの先輩が2人。

PA補佐の僕と同じような見習が1人

そしてピンスポットの先輩が1人。

という体制でした。(と、思います)

ちなみにこの時のステージ補佐のバイトの先輩の1人が

現VOXhall店長の有堀さんとなります。

当時働いていたピンスポットの先輩は僕と同い年で

ビジュアル系バンドのベースを弾いていたのですが

僕、本当はボーカルやりたいねんー。

と、言っているような

ヒョロ長くて可愛らしい顔をした男の子でした。

まあ当時、自分は社会経験ゼロのただの大学生なので

同い年ならタメ口でもいっか。

と、タメ口で話していました。

もしかしたら、タメ口でもいい?

と確認したかもしれない覚えもあります。

現場スタッフであるPAと照明は外部の会社に依頼していて

職人肌な感のある大人たちって感じでした。

初出勤当日のことはもちろん、全然覚えていないですが

まあ一通り全員に挨拶をして、

まずは仕事の流れと内容の把握をってことで

ずっと見てたって感じでした。

その日にやっていたイベントのことは薄ら覚えていて

当時のVOXhallの看板の一つっぽい感じの

シリーズ型の持ち込みイベントでした。

7、8バンドくらい出てるような中々の長尺イベントで

確かロックンロールバンドばかり集めていたような軸だった気がします。

その中でどちらかと言えばパンクというか

ジュンスカイウォーカーズを濤沸とさせる3ピースバンドが出てきて

メロコア畑の人間としては、カッコいいな。

と、思ったのを覚えています。

あとは右も左も分からないまま終了。

右も左も分からなかったということだけは覚えています。

まあそれくらいですね。

以上。

それくらいでした。

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