そんなわけで次なる境地に辿り着きました。
ついにたどり着いた祇園SILVER WINGS。
存在はずっと知ってて
なんなら店前も何度も通りかかったことがありましたが
出演する機会は特になく
気がつけば時は流れていました。
その時が流れているも鴨川は
変わらず流れ続けていたのでした。
コンニチでも世界のどこかでは
また争いで血が流れ
悲しみの涙が流れ続けているのです。
そうして私は思うです。
ハギワラナガレ。
と。
気がつけばもうタソガレ時です。
私はダレノガレ明美のような顔をして扉を開けたのです。
「たのも〜！！」
すると出演者もスタッフさんもすでに揃っていて
すでに揃っているんだなと思ったのです。
みんなまさに猛者のような目をしていました。
猛者です。
私もすっかりそんな猛者の一員になったような顔をしながら
楽屋へと足を運んだのでした。
今回の対バン相手としては
北川知早こと、すだっちゃん。
彼女は僕の古巣であるVOXhallに
僕が再び出入りし出した頃に働いていたのですが
僕とスライドする形で辞めていった経歴があり
その短い期間は同じ時を共有したのです。
「すだち」というあだ名で呼ばれていたので
僕もそれに倣って呼んでいますが
「ゆず」が好きだからそのあだ名になったという噂を聞いたことがありますが
真相は定かではありません。
真実はいつも闇です。
闇かいー！
もうひとかたの対バンとしまして
三好真弘さんという方でした。
こちらは完全なる初めましての方で
初めましてと言わざるを得ない。
そんな状況に私は陥ったのでした。
しかし木漏れ日のような爽やかな歌声と楽曲。
まるで初夏のようでした。
そんな二人と軽く挨拶をかわし、
私は精神を統一し始めました。
精神統一です。
動かざること山の如し。
精神統一すれば火もまた涼し。
これは
精神を統一すれば
火ですらも涼しく感じるんだよ。
という意味らしいです。
知らんけど。
精神を統一したおかげかどうかは分かりませんが
この日はなかなか良いライブが出来たような気がしています。
だから是非見てやってください。
終わり。
えっ、終わり！？
たどり着くまでが異常に長かったですが
まあライブ自体は映像に全て残っておりますのでね。
初SILVER WINGSは
配信ライブというトリッキーな形でありましたが
何だか空気感から音環境から
とてもやりやすかったです。
気持ちよく演奏出来ました。
という感じで締めておきましょう。
しめしめ。
以上。
しめしめでした。
