突然君からの手紙

さて。

様々な日課を自分自身に課した男。

タクマタカハシ。

俺はやるよ。

やってやるよ!

そんな意気込みでした。

息がゴミ臭いやつ。

そんな風に思うやつもいるかもしれません。

とりあえず日課として掲げたもので

一番きついのは2kgのジョギングでした。

家の周りをぐるっと大回りに走る。

ただただそれだけのことなのですが

それがしんどいのです。

しかしやると決めたらやる男。

とは限らないのですが

今回は気持ちが違う。

そう俺の心が言っていたのであります。

日課としては

トイレ掃除の前に

トイレに飾ってあるサボテン。

通称サボちゃんを玄関の前の日当たりの良いところに出して

いつもありがとな的な感じで

日光浴差し上げます。

その間にトイレ掃除、玄関掃除、ストレッチを済ませ

2kgのジョギングへと旅立つのです。

そしてまあまあ汗だくで帰ってきて

サボちゃんを回収して

またトイレに設置するのでした。

そんなことを大体20日間ほど休まず続けたそんなある日でした。

だんだんと左膝に以上な圧を感じるようになってきたのです。

関節痛的なそんな痛みです。

これは無理をさせすぎているのかもしれない。

そんな体の悲鳴を全身に感じつつ

聞かないふりで続けていたのですが

そうすると足を引きずるようにと言うと過言ではありますが

かなり足を上げずに走るスタイルとなっていました。

そしてその日も意気揚々と家を飛び出したのであります。

うおー、、、膝イってぇー。。。

と思いながら走っていますと突然、

左つま先に異常な重みを感じたのであります。

突然君からの手紙。

あの日から途切れた君の声どころの騒ぎではありません。

完全に左のつま先が行き止まりを感じたのです。

そのまま私は前のめりに宙に投げ出されました。

わお。

人って飛べるんだね。

空を自由に飛びたいな。

はい、タケコプター。

と、某ネコ型ロボットは言いますが

別にタケコプターなしでも人って飛べるんだと

問い詰めたい。

小一時間問い詰めたい。

そんなことを無限とも思える時間空中で感じたのち

鮮やかに地面に私は投げ出されたのです。

ズザザー!!

となかなかの音を立てながら私はすっ転びました。

こんなに本気で転んだのいつ以来だろう。

しかし私も立派なアラウンドザフォーティーです。

小学生の頃はよく転んだものですが

その時より歳を重ねたぶん、えぐいくらいに転ぶと言うことに

命の危機を感じたのであります。

私は転んだものの両手の平でしっかりと支えたので

顔から行くことなくすぐに起き上がり

周りを確認しました。

ひとまず人通りの少ない時に転んだので

恥ずかしい思いをすることはなかったのですが

ちゃんと手の平からは出血が確認されました。

なんなら膝からも軽度の出血。

私が転んだ原因を確認すべくその辺りを見ておりますと

いました。

原因が。。。

明らかに浮いています。

これはもはやトラップと言っても

なんら過言ではないレベルです。

私は満身創痍になりながらも

再び走り出しました。

気分は一つ屋根の下の最終回の兄ちゃんの気分です。

ぶっ壊れたって走ってやるよ。。。!

しかしふと私は我に帰りました。

仮に本当にぶっ壊れたらどうすんの?

もしやここ最近左膝が不調なのを

このまま続けたらやばいよと

神様からの啓示なのかもしれない。

そんな風に思う俺がそこにいました。

そう思うと完全に私の心は折れたのです。

私は元来た道を引き返し

玄関に置いてあるサボちゃんを回収し

すごすごと家に入っていったのです。

以上。

入っていったのでした。

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