さて。
そんなわけで東大寺に潜入捜査です。
入ってみるとどうでしょう。
いきなりです。
いきなりですが！！
と楽天カードマンばりに登場です。
こちら奈良の大仏さまでございます。
大きいですよね。
写真で大きさが伝わるかわかりませんが。
タバコを横に置いて撮影すべきでしたよね。
なんとその大きさ18m！
東京タワーが333mなので
その何十分の1の大きさです！
いやいや。
普通それよりデカいもんと比べへんねん。
ってね。
私は早速拝んでみました。
あえて目を開けて仏様の顔をみながら拝んでみたのですが
やはり偶像崇拝は良いですね。
なんだか話を聞いてもらっている気もしますし
表情が変わったようにも見えますし。
大仏様のポージングとして
左手を膝の近くで上に向け
右手のひらをこちらに向けておいでです。
一説によると
右手のひらで悩みを聞いてあげで
左手のひらで願いを叶えてあげますよ。
という意味があるだとか。
そしてなんと右手のひらの中指は他の指より
少しだけこちらに折れ曲がっているのですが
それはもっともっと聞きたい。
という大仏様の心の現れなのだとか。
知らんけど。
知らんのかい。
私はまた荘厳な心になりながら
横に目をやってみますと
こちらにもおいででありました。
南無阿弥陀仏。
と私は唱えたのです。
しかし南無阿弥陀仏で合っているのか。
そこはほとほと疑問ではあります。
曹洞宗であれば南無釈迦牟尼仏。
日蓮宗であれば南妙法蓮華経です。
東大寺は華厳宗です。
華厳宗は平安時代までに伝わった流派で
他に5宗あるのに加えて後から出来た2宗、
ご存知、最澄と空海の真言宗と天台宗を足して
日本八宗と呼ぶそうです。
その後、鎌倉時代に新たな宗派が6宗派出来てこちらは
鎌倉シックス。
とは呼ぶかどうかは知りません。
本当によく知らないですので
人前で披露する時は必ず語尾に
「知らんけど」
と付け加えて置くことを強く推奨しますね。
さあ、奈良の大仏さまをグルリと回ると
このようなモニュメントをみることが出来ました。
そうして外に出た私は
遠足の少年たちに説明しているガイドさんの話に
聞き耳を立てました。
東大寺までの道のこの石。
真ん中の黒い部分がインドの石。
そしてその両面が中国の石。
その両面が韓国の石。
そしてその周りを日本の石を使用しているとのことでした。
これは仏教が伝わっていった国の流れを表しているとのことで
インドで始まり中国、韓国、そして日本へと伝わってきたのです。
全く勉強になります。
ガイドさまさまです。
と思いながら説明を受けている子供たちをみると
全く興味がなさそうでした。
そら君らぐらいの年頃でそんなこと言われても
そんなこと言われても弊社といたしましては。
と思いますよね。
と思ったのです。
以上。
思ったのでした。
