残酷な天使のテーゼ

さて。

ガッディーラやないねん。

心の底からそう思った前回。

そこから何年経った?

あれから。。。

どれくらい経った?

まさにそんな気分でした。

もうこれはないな。

そんなわけでエヴァンゲリオンのことなど

綺麗さっぱり忘れてしまったそのタイミングで

何とついに公開!

という噂がまことしやかに流れました。

正確には何度かまことしやかに流れて

やっぱ無理でしたー!

てへぺろと言わんばかりに肩透かしを食らってきたので

今回もどうせそのパターンやろ。

と思ってあんまりチェックしていなかったら

気がつけば本当に公開されていた。

というパターンでした。

私は狼少年の村人の気持ちを

痛く理解したのです。

狼少年は最後に本当に狼が出て

信じてもらえずに食い殺されてしまうラストだったと思いますが

その巻き添えで一緒に食い殺された村人。

そんな村人の気持ちです。

気持ちはもはや村人でした。

村人かどうかと言われたら

限りなく村人よりの村人。

まさに村人でした。

まあこれを気に

今までの劇場版3作をおさらいしよう。

ってなもんで

アマプラで一気見です。

するとどうでしょう。

やっぱり直近の3作目が

久々に見たらよく分からん感を増しているように見えてしまいました。

こんな感じやったっけ。。。

私はまさに狐につままれたような気分になりましたが

まあいいとばかりに

映画館に向かったのです。

はっきり言ってあまり期待はしていませんでした。

しかしどうでしょう。

良かったです。

というのももちろん前編である3作品を踏襲しているのはあるのですが

過去のTVアニメのよく分からない最終回や

旧劇場版を踏襲している場面もあって

数々囁かれた考察を思い出しながら

本当にそうだったんだ。

と、思わず唸ってしまった場面なんかもありました。

しまった。

ちゃんとテレビシリーズも

旧劇場版も

何なら漫画も

ちゃんと予習して来るべきだった。

と少しだけ後悔もしました。

若者たちはどう見たのでしょうね。

リアルタイムから何となく追っかけてる世代としては

過去エヴァンゲリオンと共にあった思い出が

蘇ってきたりする瞬間もあったり

昔はもっと主人公シンジくんに共感しながら

見てた部分もあったと思うんですけど

やはりこの年になって見ると

ほんと14歳の少年やな。

と、自分が大人になってしまった実感や

何なら主人公の父親に対して

感情移入してしまって胸が熱くなったりしましたね。

特に主人公の父親サイドの視点は

今まであまり語られてこなかった部分でもあるので。

いやいや、分かりやすすぎて

こんなのエヴァじゃない!

という声をチラホラ聞いたりもしますが

私は満足しております。

25年間の積み重ねが

グッと来た感じで

こんな作品にはまあ2度と出会うことはないでしょうね。

何より

ちゃんと最後まで終わって良かった。

ただひたすらにそれですね。

そんなわけで

私のエヴァトークはこれにて終了です。

私の中の少年はいなくなってしまったかもしれませんが

少年よ神話になれ!

と言いますもんね。

残酷な天使のテーゼです。

以上。

残酷な天使のテーゼでした。

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