標的

さて。

そんなある日のことでした。

だいたい10人くらいいるグループの中で

ちょっとお調子者的な存在のやつがいたのですが

正直ちょっと目につくような感じがありました。

なんとなく目につく。

さらに同じ出身中学の人から

あいつは高校デビューだ。

みたいな話も出たりして

中心グループはなんだかいけ好かないご様子。

そんなわけで

なんとなくよそよそしい態度を取り始めたのです。

そうです。

気にくわないから

校舎の裏に呼び出してぶん殴るでも

そういうのでもなく

ただただよそよそしい雰囲気を醸し出す。

なんか陰口ちょっと聞こえる風に言う。

そういうやり口が出始めたのであります。

ここが生粋のヤンキー校と違うところです。

いや別に呼び出してぶん殴ることが

いいことだとは全く思わないですけど。

逆に言えばそんな学校でなくてよかったとも思いますが。

そうこうしてるうちに

なんとなくお調子者の彼は

はみ出し者みたいな感じになっていきました。

悪い奴じゃあないんやけどな。

と、僕は心の中で思っていましたが

まあ口に出しては言いませんでした。

というか彼を仲間外れにしよう

みたいな紙が回ってきたとかそんなのでもなく

ただただそういう空気。

そんな感じだったのです。

いや主要4人くらいの人たちの間では

そうなっていたのかもしれませんが。

そうしてしばらくの時が過ぎたころ。

主要4人と仲良くしていた一人が

なんだか最近一人でいることが増えたような

そんな空気が出始めました。

なるほど

標的が変わったのね。

私は完全に空気を察したのであります。

以上。

空気を察したのでありました。

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