さて。
最近はめっきりポカポカしてて
ポカポカ日和やなって思います!
OH!ポカホンタス!
ですよね。
なにが?
こうなってくると過ごしやすくて
ええんですけど
眠いんですよね。
春眠
暁を覚えず。
とはよく言ったもんね。
元々は中国の南部にいた
李 春眠(リ・シュンミン)という少年が
もの覚えが悪くて
家庭教師を頼んだんですよね。
それが
暁妍(シアオ・イエン)という人物でした。
暁は春眠に語りかけます。
やあ、春眠。
気分はどうだい?
しかし春眠は
なにも答えません。
暁が何度話しかけても
なにも答えないのです。
暁は諦めません。
毎日毎日
春眠に語りかけるのでした。
やあ春眠
気分はどうだい?
しかしなにも答えません。
そんな中
秋がきて
冬が来ました
そして春が来て
夏が来ました。
そしてまた秋が来て
冬が来たのです
冬が来たかと思えば
春が来て
そして夏が来たのです。
夏の後は
秋かと思うでしょ?
もちろん秋です。
しかしその次はどうか
冬かと思わせて
春の可能性だって
捨てきれません。
でもやっぱりそこは
冬なんですよね。
フユナンデス。
そしてまた
春がやってきたのでした。
するとどうでしょう。
春眠はなにも答えません。
暁はとうとう痺れを切らして
痺れを切らしたのでした。
そんな中
とうとう春眠が
暁に話しかけたのです。
暁はなにを言われるのか
固唾を飲み込みます。
春眠は言いました
「お前だれ?」
なんと春眠は
暁のことを覚えていなかったのです。
このことが転じて
「春眠、暁を覚えず」
という言葉になったという
そんな事実はありません。
以上。
そんな事実はありませんでした。