ミックス

さて。

最近なんですけど

抗いようもないほどに発展してるな

音楽が。

と思うんですけど。

それを感じさせる要因の第一位がいます。

みなさん知ってますかね。

Official髭男dism

って。

知っとるわ。

なめんな。

と思われた方多数だと思いますが。

正直エグいですね。

なんか売れ線の曲って

頑張ったら割と作れそうって感覚あったんですけど

ここ最近、ひっくりかえても作れなさそう

と思う曲が次々出てきています。

やっぱり最新作を聞いた時にも

めちゃめちゃ痛感しましたね。

まあ楽曲が難しいという点は

その一つでもあるんですけど

歌詞がまたエグいですね。

実際どういう経緯か分からないですけど

スパイファミリーというスパイがテーマのアニメがあって

そのオープニング曲を担当してほしい

って要請があって作った曲なんですかね。

ジャジーな感じがスパイを彷彿とさせることから

まあそうなんじゃないかなと思うんですけど

タイトルが

「ミックスナッツ」って

なんじゃそりゃみたいなタイトルなんですけど

よくよく歌詞を読んでみますと

めちゃめちゃ意味があって。

ミックスナッツって基本、木の実で構成されてるんですけど

ピーナッツは豆なんですよね

そんな豆のくせして

木の実の顔してミックスナッツの中に入ってるピーナッツを

自分を偽って紛れ込むスパイに例えて

さらにいうと

スパイに限らずそういうふうに生きている人

本当の自分を出せずに殻に篭っちゃう人

をメインのテーマとして

かなり普遍性のあるものに持ってきてます。

それでそのアニメの主人公の好物が

ピーナッツらしいんですけど。

僕自身はそのアニメをまだ見てないので

主人公がピーナッツが好きな理由が

木の実じゃなくて豆だから

ってことなのかは

分からないんですけど

調べても出てこないので

どこまでどうか分からないですけど。

主人公がピーナッツが好きという事実だけ持って

ミックスナッツの中で木の実じゃなくて

豆っていう設定、使えるな。

ってことで上記のようなところまで持っていったのだとしたら

発想が天才すぎる。。。

って思ったんですけど。

それでいて曲中にも

割れない殻みたいになるから

噛み砕いてもなくならない本音が歯に挟まったまま

胃がもたれてしまう

この一掴みの奇跡を噛み締めてゆく

などなど

ナッツに例えてうまいこと言ってるのが

おしゃれですよね。

まあ歌詞のことばっかり言ってますけど

曲にも散りばめられたギミック

高難易度によるチャレンジ感の強さ

歌えるようになってみたいと思わせますよね。

それだけじゃない作品性と

ポップネスを兼ね備え

歌唱力演奏力も抜群。

なんなのこの人たち。。。

神が二物を与えると言いますが

何物与えられちゃってんですか。

俺にも一物くらいよこせーー!!

ついつい言いたくなっちゃうような

今日この頃です。

以上。

今日この頃でした。

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