天気予報が今夜も外れた話と野球の話ばかり何度も何度も繰り返す。

中島みゆきの「タクシードライバー」という曲が
良すぎてここ何日か一日3回くらい聞いてます。

やっぱり情緒がある曲が好きです。

湿っぽい曲が好きな僕は、やっぱり
湿っぽい人間だし、そうあり続けたいと思う今日この頃。

復活祭、終わりました。

祭りのあと。とはよく言ったもので余韻が続いていて
放心状態がしばらく続きましたが、いつまでも
過去の感傷に浸っている暇はないので前を向きます。

ありきたりな言葉ですが、共演者の皆さん、VOXhall、
そして見に来てくれた皆さん、本当にありがとうございました。

ずっとステレオタイプを見てきてくれているお客さんが
「今まで見た中で一番良くって、良かったなぁって自分のことのように嬉しかった。」
なんてことを言ってくれて本当に嬉しかったです。

新Dr.リョウジュンの評判も上々で
ステージでも言いましたが

Vo.Ba.タカハシタクマ
Gt.Cho.樋口雄介
Dr.西村良純

サポートキーボード.濱本典應(MayBig)

の4人で、これから頑張って行きますので
どうか温かい目で見守って頂きたいです。

やっとスタートラインに立ったというか
本当にいいメンバーに巡り逢えたような気がします。
この4人なら、おもろいことやれる!と
心から思ってます。

6月19日 京都VOXhall
セットリスト
1.マイバラード
2.スロウスターター
3.君夏
4.メメントメモリ
5.夜を越えて
6.初恋
en.世界の続き

そして、次回の大きなイベントとして
主催イベントが決定しております。
その日にNEWシングルも発売します。

9月17日 京都VOXhall
ステレオタイプ主催
『ロックトゥザフューチャー8』

ステレオタイプ
ワゴンズ
RED JETS
ロマンチップス
Prof.Moriarty&Smiley-Todd

open18:00/start18:30
adv\2000/door\2500
+1DRINK \500

同日NEWシングル『初恋/君夏』発売!

1.初恋
2.君夏

税込み300円

7月上旬より大阪、京都のライブハウス、スタジオ
レコード店にてサンプルCDを置いていただく予定です!
もし見かけたら持って帰ってやってください!

さてさて、グッド面子で主催イベントを発表することが
出来て気分はもうホクホクです。

ガンガンいきまっせー!!

父さんがくれた熱い想い。

母さんが残した、あの眼差し。

どの眼差し?

こんにちわ、タカハシです。
最近はいい調子で調子のいいブログを更新していたのですが
熱しやすく冷めやすい、「マクドのポテトのような男と言われた男」
と、呼ばれるだけあってブログ熱が冷めていました。

ですがあまり感覚が空きすぎると生理的に嫌なんで
今日はライブも近いことなんで告知モードに入ろうかと思います。

いよいよあと4日、ですが明日になればあと3日です。
なんて当たり前のことを言っちゃうあたり、
僕が当たり前の男たるユエンです。

Dr.リョウジュン、デビューライブ改め「ステレオタイプ復活祭」。
まったく仰々しいタイトルをつけてしまったものです。
キリストか何か気取りか?図に乗ってんなよ!と、
ブログ炎上させられても何も文句は言えないのに、そうならないのは
ひとえに炎上させない皆様のおかげであります。

なにせ「ステレオタイプ復活祭」などとタイトルを付けているのに
初めて拝見するバンドさんもいたりしたり、
でも試聴させていただきましたがイイ感じだったり。

ともかく、いいバンドが集めればいいイベントになるのは必然!
面子的にも、とても良いキラッキラな一日です。

僕らも僕らで、次のことを発表しようと思っております。
その辺も心の片隅で楽しみにしておいてくだされば
コレ幸いでございます。

どうかどうかご都合が許しましたら
日曜日の夜のひと時を我々ステレオタイプに
お預けください!宜しくお願いします!

■2011.06.19(Sun)京都VOXhall
『ステレオタイプ復活祭』
出演:
ステレオタイプ
ロマンチップス
・・
Bob&Carnivals
ツバクラメ

open18:00/start18:30
adv\2000/door\2500
+1DRINK \500

アース&ウインド&ファイヤー。

この間テレビを見ていると深夜の音楽番組が流れていて
業界人まるだしの人が「逢いたくて逢えない歌は売れる」と
ドヤ顔で言っていました。

僕は、そのドヤ顔に圧倒されてしまって
すぐさま、逢いたくて逢えない歌を作らなきゃ!と思いましたが
すでに何曲かあるのでやめました。

売れてないぞー!こんちきしょー!キャオラー!
ぶろぶろー!ちゅーちゅー!

その業界まるだしの人が言う理屈はこうでした。
「逢いたくても逢えない。というのは誰しもが共感しやすい
テーマなんですよね。そして、その共有される感情は
切ないということです。切なさと愛しさと心強さを兼ね備えた楽曲が
現代の社会ではとっても篠原涼子なんですよ!って言ってやったんすよ!」

そんなことを言っていたかどうかは今となっては
定かではありませんが、確かに切ない、という感情の方が
共有しやすいかもしれませんね。

「俺彼女いて、友達も多くて、金持ちの息子だし
一生働かなくても生きていけるぜー!
未来永劫、安定!俺、超ハッピー!」

なんて曲より

「俺彼女イナイ暦イコール年齢、友達も全くいない、すなわちゼロ、
空気読めないヤツというより空気的存在。
未来永劫、不安定。超、アンハッピー!イエー!」

みたいな曲の方が共感出来ますもんね。
いや、なんか違うか。

でも、漫画とか映画とかでもやっぱり共感ってのは大事ですもんね。
主人公がなんでそんなコトするのかとか意味不明だったら
やっぱり話に入り込めませんもんね。

でもこれって曲ってより歌詞のことですね。
洋楽の歌詞とかよく分からんほうが多いですもんね。

「第七の星を目指せ!」とか、「ニューオーリンズ通りがどうの」とか
言われても僕らにはリアリティがないですもんね。
でもそれでもメロディに乗せる事によってリアリティが出てくるんすよ!
きっとそうなんですよ!って言ってやったんすよ!

まぁなんにせよ、聞いてる人をこんな気持ちにさせようとか
逢いたいのに逢えない曲が共感しやすいから作るとか、ってのは
多分違くて、僕が感じたことをどうやってみんなに同じように感じてもらうか、
ただそれだけのことですよね。

結果とか方法とか拘るより、その発信地点をしっかりもてば
おのずと伝わるのではないでしょうか。

もっと感じるのじゃ!大地のアースを!
アース&ウインド&ファイヤー!!!

あいつの壊れたハート治すのさ。

今日はアー写を撮って来ました。

起床6時半。
僕にしてみればまだ草木も眠る丑三つ時なのですが
普通の人には、おさつドキッくらいありふれているのかもしれません。

目指すは蹴上のインクラインという廃線です。
滋賀と京都をつなぐ道にデデンとあるそれは
昔、インクラインをいう船を運ぶ線路に使われていました。
今はもう使われておりませんが、春になると
桜が若き乙女のように咲き乱れて、
夏のひまわりベイビーベイビー状態になります。
京都では有名な観光名所らしいですよ。

ですが僕は知りませんでしたが・・・。

観光地として機能しているのは春だけのようで、それ以外の季節は
まるでガランドウのようにガラガラです。

今回はそこにドラムセット、ギターアンプ、ベースアンプを
置いてパリッと撮影してやろうという計らいです。

つまりは野外です。

こんな梅雨真っ只中、猫まっしぐらの時期に
野外だなんて正気か!勇気と無謀は違うぞ!
と、そんな声も聞こえてきたので不安でしたが
当日になってみるとどうでしょう。
見事などんより曇り空でした。

それを見て僕は「イケル!」と思いました。
なぜなら天気予報で雨は降らないと言っていたからです。

僕はカメラマンのハブ君を迎えに行くため、約4ヶ月ぶりに
車のエンジンに火を入れました。ブブーン!

「はわわ、たたちに飛んできた~!」
そんなB’zの歌詞にありそうなセリフをハブ君が言ったかどうかは
不明ですが、彼は元VOXhallスタッフで今はフライヤー関係の
仕事に就きながら写真を撮ったりしている青年です。
ステレオタイプのアーティスト写真は大体彼に撮ってもらってます。

彼のサイトです。
■夜色きかんしゃ
http://yoruiro-kikansya.com/

ほとんど更新はしていないらしいです。
ちなみにサイトの名付け親は僕です(笑)

話は飛びましたが、寝ぼけていたため西と東がめちゃくちゃになって
彼との合流がスムーズに行かなかったため、時間が押してしまいました。
「こりゃあ完全に遅刻だな・・・みんな、ゴメン!」
そう思いながら、メンバーにごめんなさいメールを送信しました。
程なくして、Dr.リョウジュンから返信あり。

『同じくです・・・』

「ブルウタスお前もか!」
不味いぞ・・・このままではGt.ひぐっちゃんを一人待たせてしまうことになる・・・。
アイツの悲しむ顔は見たくねーいいか野郎ども!オッサ!

てな具合に急いで安全運転を心がけて向かいました。

街は朝7時半だというのに車はビュンビュン、人も結構歩いていて、
ネオンの洪水、夢遊病の群れだと思いました。

程なくして腐った野望の吹き溜まりの中、目的地周辺に着いたのですが
目星を付けていた駐車場が何故か使えなくなっていたので。
「なんでやねん!」とマジ切れしました。パスタ作ったお前に。

一目ぼれ。

そんなこんなでやっとこさっとこ到着。

早朝のインクライン。一人佇むオマエ見つけた。
 道端の端っこに座り込んで 俯いて携帯を眺めてる。

僕は顔中一杯に申し訳なさそうな顔を作って「すんません・・・」と謝りました。
すると、彼は一言も発さずに「やるぞ」と言いました。
そんな彼の背中は「やるぞ」と語っていました。
そして僕は言いました。

「よーし、やるぞ!」

Dr.リョウジュンもやってきて撮影開始です。
今回は正規メンバーのみでのアー写なのでサポートキーボードのノリ君はお休みです。

アイツは今頃幸せそうな顔、気持ち良さそうにきっと
寝息を立てて俺の夢でも見てくれているのか。

などと思いながら撮影は進みます。

ひとしきり撮り終えて、それぞれの交差点を歩き出しました。

どのアー写にするか、という選考会は後日行われるので
発表も後日ですが、ハブ君にデータを貰って僕はフライングで見ていますが
中々満足な出来になりそうです。

うほっ!いいアー写!
と、どこからか聞こえてきそうです。

早く発表したいぜー!続報を待て!

P.S.・・・と、ここまで書いて更新したら文章が全部消えて
実はこれ2週目です。生まれて初めて自分で自分を褒めたいと思います!

夜の金網を潜り抜け。

どもども、タカハシです。

今日は僕の昔話を一つ。

僕は3クラスしかない
学校自体がもの凄くおとなしくて、
その気になれば別クラスの誰とでも話せる。
と、いうくらい小さな中学校に通っていました。

学校自体が、真面目。というかおとなしい学校だったと思います。
少なくとも僕の学年は。

そんなわけか、喧嘩だとか、いじめだとか、
そういうのとは無縁に過ごしていました。

で、高校に入学しそれまでに縁のなかった友達が出来ました。
いわゆる、不良といわれる友達です。
不良というか肉食系男子というか。
とにかくアグレッシブな友人が増えました。

その影響でタバコを吸い出したり、
ピアスを空けてみたり、
僕も分かりやすい高校デビューを果たしたのです。

ですが、もともと草食系男子の私。
肉食系への転職は簡単ではありませんでした。

前に某バンドの人が「草食系男子に見えて実は僕、食虫植物なんです。」と
言っていまして、その時は「こやつ、上手いこと言いおるな」と
思っていたのですが「それ、草食とかっていうより草そのものじゃん。」
と、後に風呂に浸かりながら思いました。

まぁつまり「草食系に見えて実は肉食」ということが言いたかったのでしょう。

コレに対して当時の僕を振り返るに肉食系最弱って感じなので
アリクイとかが当てはまるんじゃないでしょうか。

ライオンとかトラになろうとするアリクイ。

それが当時の僕でした。

そのライオンとかトラたちは夜行性だったので、深夜にコンビニの前に
たまったり、たまにバイクで走りだしたりしていました。
僕は、家が厳しかった。。。というかまぁ僕自身が普通だったので
そういうのには出席出来ずに悶々と夜を過ごしていました。

ですが、誘われはします。

「今日は?」
「今日も無理やわ」
「そうか。」

そうやって断りはするけれど日に日に真夜中の集まりへの
好奇心は膨らむばかり。

そして、ある計画を実行します。

僕の部屋は道に面した二階の部屋にあったのですが
両親が寝静まったあと、靴を履いて部屋の窓から飛び降りたのです。

静まりかえった住宅街に僕の着地音が響き渡りました。
その音で僕の両親が起きてやしないかとドキドキしながら、
真夜中の街を突っ走りました。

その街の風景は、昼間とは全く違って
通いなれた道なのに初めて通る道のように
感じたのを覚えています。

深夜の集まりも新鮮だったのですが、
その辺はあまりよく覚えていません。

まぁ何度かそんなことをしたのち、
何度目かで親にバレて僕の高校デビューは
遭えなく契約切れとなりました。

その友達たちとも、もともと合ってないところが
あったためか段々疎遠になって今は記憶の彼方です。

ともかく、その窓を飛び降りて
家から遠ざかっていくときの
悪いことをしているという罪悪感と
それ以上にドキドキしたということは
今でもなんとなく覚えております。

で、この曲を聴くとそのドキドキ感を
思い出させてくれるんですよねー。

http://www.youtube.com/watch?v=DC21soj2X8g&feature=fvwrel

自分の中にある記憶を、呼び起こさせてしまう曲って凄いですよねー。
それもまた音楽の魅力の一つ。

僕もそんな曲を作りたいのだー!