先日はふと思いつきで三宮まで行ってきました。
神戸ってあんまり馴染みがないんですよね。
近いようで、遠い。
まるで幼馴染の片思い。
もしくは仮面夫婦の心の距離。
近いのに、すごく遠い…！
何を言っているんだ、この俺は。という感じですが
とにかく行ってきました。
この日は、初めからハシゴを決め込んでいたので
なるべく低予算で行ったろうと思っていたのですが、
肉食系男子の代表格としては、どうしても肉が食べたくなっていました。
まさに肉のクチ。
肉のクチなってもうとんねん！
と周囲を散策しておりますと、ボチボチと焼肉屋が点在しておりました。
こういう時、皆さんは何を基準に店を決められますか？
僕はだいたい食べログを見て、評価が高ければイキリ倒して
入っていく、そんなチキングルメ野郎なのですが、
この日は何となく食べログなしで戦ってやろうじゃない。
本当に何となくそう決めたんです。
そう決めて見たらどうでしょう。
まあ、何ということでしょう。
全く決断が出来ない！
良さそうなお店を判断するレーダーが完全にぶっ壊れてやがりました。
いや、そもそもそんなものは持ち合わせてなかったのである。
もはや考えることも面倒臭くなって、
入りたいと思っても入れないので
そのうちカーズは考えるのをやめた。
カーズって誰や！
そんな絶望の眼差しで、入った焼肉屋。
タン塩、美味しかったです。
焼肉って、色々食べても結局タン塩が一番美味しかったってなるの何でだろう〜。
一番初めに食べるからですかね？
タン塩を一番初めに食べるのって何でだろう〜。
海で昆布のダシが出ないの何でだろう〜。
なんてことを考えながら、お会計。
入店時から分かってはいたものの、食べ飲みした量に対して、ほどほどなお会計でした。
僕はまあまあケチなので払った額に対して、自分の満足度がどうとか結構考えちゃうんですけど、
額に対して満足度は、果たして…とか思っていました。
美味しいのは美味しかったんですけどね！
そして、次に向かったのはこだわり餃子の専門店「包君(パオクン)」。
オーダーは４種の餃子のみというかなりの硬派なお店でした。
そして頼んだるは、プレーンな餃子。
程なく運ばれてきて口に運ぶと…
うまい！
テーレッテレー！
絶妙の焦がし加減はさることながら、中の具がほんのり甘いんです。
この甘みはどこからやってくるのだろう。
僕らは一体どこから来てどこにいくんだろう。
そんなことをついつい考えてしまいそうになりました。
そして、お会計。
安い！
テーレッテレー！
先ほどの焼肉屋さんの半分以下の価格で楽しむことが出来てしまいました。
なんたるちーや、サンタルチーア。
初めからこの店で良かったジャンと、絶望という名の地下鉄に
アイラブユーしてしまいそうになりました。
ですが、ここはグッと堪えてこれを教訓としパオクンを後にしたのでした。
電車賃1500円、生ビール500円、餃子が旨かった時の感動、プライスレス。
買える物はマスターカードで。
