よきにはからえ

最近はめっきり無くなってしまいましたが、僕は漫画が大好きでした。
本当に最近読まなくなったなぁー。面白い漫画を探す探究心が
無くなってしまったんだなと考えてみると寂しくなる今日この頃です。

そんな僕と漫画の出会いは忘れもしない小学校3年生の春。
いや、夏だったかな。
4年生だったかも。

忘れました。

当時ドラゴンボールZのアニメに大ハマりしていた僕でしたが、
ある日弟が道端に捨ててあった少年ジャンプを拾ってきたのです。
「この雑誌、ドラゴンボール載ってる!!」
目をキラキラとさせて僕に語りかけてきた弟は
まるで少年のようでした。

当時は、名実ともに少年なんですけれども。
まあ、とかなんとかいうとりますけれども。

僕だってそこは喜び勇んでその雑誌を弟から奪い取りました。
1ページめのカラー部分には、何か遊園地の観覧車の中で
ピエロに目玉を喰わされている青年が描写してあり、
正直なにこの漫画、キモっ!!と思ったのを覚えています。

なにを隠そう、それはジョジョの奇妙な冒険という漫画で
のちにハマるのですがそれはまた別の話。

ペラペラとページをめくると、そこにはドラゴンボールが書かれていました。
表紙というか扉絵というのですかね、その部分も今もなお鮮明に覚えています。

忘れました。

というのは冗談で、イッツジョークアベニューとはこの事かと言われれば
そんな事はないとおこたえ致しましょう。
おこです。
そこにはギニュー特戦隊という5人組キャラクターが描かれていたのですが、
アニメで放送されている場面よりもかなり先に出てくるキャラクターだったので
なんじゃこりゃ!!と胸ワクワクの愛がギッシリでした。

アニメで放送されている部分と、漫画の部分の間を見ていないので
もちろんどういう流れでどうなっているのか
その時の僕には分からなかったのですが
そんな事はどうだっていいのです。
よき。
今風にいうとそんな感じです。

よきにはからえ。

そんな風には、その時全く思いませんでしたが、
今思い返すと全く思わなかったのもまた事実であります。

そんなこんなで妖怪変化もぶっ飛ばした訳です。
翌週からは当時には高額な200強円を握りしめ、近所の
コンビニっぽいところで買い出し、せっかく買うのだから
全部読もうと全ての掲載作品を読み漁り、
今に至る訳です。

ドラゴンボールでいうと、やはり僕なんかは
チャラヘッチャラ世代なのですが、
永遠の謎がありますよね。

光る雲を突き抜けフライアウェイ
身体中に広がるパノラマ
顔を蹴られた地球が怒って
火山を爆発させる

溶けた氷の中に 恐竜がいたら
たま のりしこ みたいね

これです。
「たま のりしこ」って誰??
当時の僕はいつか作品中に「たま のりしこ」が登場するものと
今か今かと待ち構えていたのですが、待てど暮らせど
「たま のりしこ」が登場する事はありませんでした。
今では妄想の中で「たま のりしこ」がZ戦士たちと共に
フリーザと戦い続けているのです。

「たま のりしこ」は僕の胸の中で生き続けているのです。

そんなこんなで、そんなこんなって感じでした。
では、そんな感じの感じで今日はそんな感じでー。

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