引っ越しおばさんのテーマ

さて。

話は去年の年末に遡りますが。

スーパー大掃除をしていたら出てきたものがありました。

すんごい前に使っていた携帯電話。

通称ガラケーです。

僕、ガラケーからスマホに変えたのって結構遅くて。

やはりガラケー育ちなので。

育ちきった環境を愛したい。

そんな思いが溢れていたんです。

そもそもスマートフォン。

に対して今まで使っていたものを

ガラパゴスケータイ。

なんて名前をつけた時点で印象操作と言いますか。

もうこれはプロパガンダやん。

と言っても過言ではないと思っていました。

プロパガンダの意味はあんまり知らないですけど。

「プロパガンダは、特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った行為である。」

ああ、よかった意味合ってますね。

そんな訳で右向けと言われたら左を向いてきた世代。

行儀よく真面目なんて糞食らえと思った世代。

なので、僕はガラケーを使い続けてやろうじゃない。

この時はそう思っていたのです。

しかし時を同じくして僕の環境が変わりました。

それは一人暮らしを始めたことです。

それまで実家の六畳の屋根裏部屋みたいなところで

ぬくぬくと育っていたのですが。

思い出詰まったこの部屋を僕も出てゆこう。

そう思い立った訳であります。

思い立ったが吉日と言いましょうか。

私は遠く離れた街へを旅立っていったのです。

実家から徒歩15分の距離へと。

ちかっ。

でも、実家のあたりの感じが好きだったんですよね。

やはり育ちきった環境は愛したい。

愛されるより愛したい。

マジで。

って言うじゃないですか。

そんな訳で実家の六畳の屋根裏から、

六畳のワンルームマンションへと引っ越した訳であります。

引っ越し。

引っ越し。

さっさと引っ越し。

しばくぞ!!

そんな引っ越しおばさんのテーマが胸の中で鳴り響く日々でありました。

しかし、その六畳の中にキッチンも合ったり、トイレもお風呂もさっと行ける。

狭い範囲にギュッと凝縮されている感。

ああ。

今思い返してみれば悪くなかったですね。

なんだって手を伸ばせばそこにあった感じ。

ただ、狭すぎて全然モノが置けなかったのがタマに傷でしたが。

しかし、初の一人暮らしライフ。

まさにウッキウキの気分で過ごしていたのですが。

蜜月の時は長くは続かないと言いましょうか。

僕の気づかないうちに

魔の手が忍びよって来ていたのです。。。

以上。

来ていたのでした。

(続く)

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