心頭滅却

さて、前回の続きです。

大枚叩いて揃えた環境が思っていた通りにならないと分かり

ワタシは深い絶望を味わっていました。

とんでもない絶望感の中で絶望を感じていたのです。

まさに絶望です。

まあ普通に使えるところまではやってきた。

それでいいじゃないか。

これでやるしかないんじゃないかい。

そんな諦めにも似た境地にたどり着きつつありました。

PC「そうよそうよ。ワタシじゃ不満かい?」

おんとし150才の老人は僕に語りかけてきました。

僕は申し訳ない気持ちになりつつも、なんとかこの状況を打破出来ない物か。

と、頭をフル回転させ始めました。

そうして、頭をよぎった二文字。

返品。

返品の二文字でございます。

もしくは交換。

こちらのパソコンは2011年モデルだったのですが、

その隣にあったプラス1万円くらいの物は2012年モデルで、

なんと2012年モデルならギリギリ今の環境にすることが出来たのです。

ワタシは6択問題をミスってしまったのです。

あのとき2012年モデルを選んでいれば。。。

もっというと、mac miniの他にディスプレイと一体型のiMacという機種もあったのですが

そちらはなんと2014年モデルの物が5万円くらいで売っていたのです。

なんならそれでも良かったじゃないか。

インジャマイカで

いーんじゃまいか。

しかしもう17000円も出してディスプレイも買ってしまいました。

後の祭りです。

アフターザフェスティバル。

一応、ソフマップのサイトを見ていると、

「開封後の交換、返品は不良品をのぞきいかなる場合も対応は出来ません」

と、固く書かれていました。

しかし、よくよく読んで見ると

これは新品の場合で、中古品の場合は

購入後7日間以内であれば返品可能。

という文字を見つけることが出来ました。

まさに暗闇に差した一筋の光。

怪我の功名。

そんなことはひとっぽっちも思いませんでしたが、

この2011年モデルのものを

2012年モデルに変えることが出来るかもしれない。

2012年なら8年前なので人間でいうと120才です。

この2011年モデルより若くてピチピチした感じになるかもしれません。

まさにギャルです。

しかし、同時に別の思考も生まれてきました。

2012年に変えたとて、今の状態には持っていけるかもしれないけど

そのさきにはもういけないのである。

まさに今だけなんとかなればそれでいいやん。

今しか見ていない思想です。

明日なき戦いをしろ。

20代の頃は自分にそう言い続けてきた私ですが、

30代になってやはり未来のことは考えないといけない、

ことさらにそう思うようになったのであります。

仮に新品で最新版を買ったらいくらなんだろう。

もし10万円以内で済むのであれば

新品を買ってもいいかもしれない。

というのも最新のものは起動ディスクにssdというものを使っていまして

昔はhddというディスクだったのですが

この違いが結構大きいんですよね。

前にPCを人で例えましたが、

CPUが人自身と言いましたがこれは脳の出来って感じで

起動ディスクが良いものということは身体能力が高いって感じなんです。

本棚に本を取りに行くはやさ、本を広げるはやさ、

いろいろなものを立ち上げるはやさが桁違いなのです。

現に今回購入したものを少し触ってみましたが

そういうフィジカル面の弱さを少し感じてしまったのまた事実なのです。

また10万円というのも理由がありまして

10万円を超えると確定申告で経費として計上するのが

面倒臭いことになるのです。

減価償却っていうんですけどね。

火もまた涼し。って感じですよね。

そりゃ心頭滅却やがな。

とか意味の分からないことをグダグダとクダを撒きましたが、

とにかくもう結構な時間になっていました。

明日、いの一番にソフマップに電話してみて、

返品が可能であれば別のPCを購入しようか。

無理ならこの150才の老人と付き合っていこう。

そう決めたのでした。

PC「寂しいこと言うねぇ。アタシじゃダメなのかい」

老人PCがそう語りかけてきましたが、

申し訳ない気持ちを押し殺して

ここは心を鬼にしてダンマリを決め込んだのでした。

以上。

ダンマリでした。

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