僕とボックス その11

さて11話です。

ある種バンド生命をかけた個人的にはビッグプロジェクト。

1年通したプランが半分しか実現出来ないことが確定した前回。

年間プランとしてはこんな感じでした。

4月 大阪で自主企画
5月 レコーディング開始、PV撮影
6月 CDショップなど挨拶回り
7月 シングル発売、ツアー開始
8月 ツアー京都、名古屋、東京編
9月 シングル発売ツアーファイナル
10月 ミニアルバムレコーディング開始、PV撮影
11月 CDショップ挨拶回り
12月 ミニアルバム発売
1月 ミニアルバムツアー開始 京都、名古屋、東京
3月 初ワンマンライブ開催

まああくまで予定で、実行したのは9月のシングル発売ツアーファイナルまでだったので

その後は予定としてこんな感じだったかも、ってくらいの感じです。

いやいやドラムが抜けても代わりを見つけてやれよ。

と、お思いの方もいらっしゃるかもしれませんが

当時のメンバーを自分はかなり気に入っていて

このメンバー!と言うところでやっていたのもあって

簡単にそんな切り替えは出来なかった感じでした。

とにかく、ドラムが脱退を切り出した時点で

9月までのストーリーはほぼ決まっていたので

そこまでは全力で突っ走ろう、と心に決めたのでした。

初の全国流通版のCDのレコーディングを開始したわけですが、

これは自分たちで行いました。

深夜のVOXhallを使って、毎日明け方までレコーディングさせてもらったものです。

とにかく自分でやってみたのですが、

やっぱり全国流通させるとなるとちゃんとパッケージしないと。。。

という思いに駆られ、

京都の某レコーディングスタジオにてミックスだけやってもらえるプランがあったので

それをやってもらったのですが

いざやってみるとかなりの直し作業が多くて、

何とか予算内で出来ることをやってもらった形でした。

まったくの赤面状態であります。

その甲斐もあって、ものすごくいい感じにしてもらって

ミックスは奈良の信用度マックスのスタジオにお願いして、

何とか完成にこぎつけました。

ステレオタイプとしても初のPVを撮影開始。

今も活動する大阪の女性シンガーソングライターにゲスト出演してもらって

当時のギターのツテで撮影班も用意してもらって

すごくいい感じになりそう!

となったのですが、

編集もしてもらう予定だったのですが

納期近くでその方と連絡がうまく取れなくなった感じになったので

データを持っていた僕がとにかく思いのままに編集しました。

まさにDIYです。

発売イベント京都編は東京から1組、京都から1組招いて

3マンイベントを開催。

東京編は下北沢のライブハウスと共同主催という形で

僕らは当時仲の良かった東京のアーティストを二組招いて

ライブハウスからの斡旋のバンドも交えてイベントを行いました。

CDを売るために様々な特典もつけました。

CDを買ってライブツアーに足を運んでもらった方にはオリジナルバッジをプレゼントしたり、

9月のファイナルの入場無料チケットが入っていたり、

そのファイナルは名古屋のバンドと2マンだったのですが

そのバンドとお互いの曲をカバーしあった限定コンピレーションCDをプレゼントしたりだとか。

ファイナルの会場はlive house nanoだったのですが

まあよくやらせてくれたな。。。

と、今思い出しても感謝しかないですよね。

その時配布した曲データがあるので、

こっそりとここにあげちゃいましょうかね。

内緒ですよ。

これは全員でアレンジして、

レコーディングはマスタリング込みで僕がやったのですが

今聞くといい感じですね。

当時はまあこんなもんやろ。くらいの感覚でしたが。

それだけバンドとして油が乗っていた、ってことも

めちゃくちゃに関係があると思います。

まあそんなこんなで、あっという間に半年を駆け抜けて

ドラムは脱退したのでした。

ちなみに、同じタイミングでベースも脱退していきました。

以上。

脱退したのでした。

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前売り3000円 当日3500円(ドリンク別)
OPEN START 12:30 / 12:50
※当日フード出店有り

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