いらない子

どもです!

まずはこいつを見てくれ。

そうです。

昨日は配信ライブでした。

配信ライブサーキットinいつまでも世界はでした。

通称「いつせか」。

上記はそのアーカイブ動画となります。

本来はライブハウスをハシゴしまくれるいわゆる都市型サーキットイベントなのですが

今年は皆さん存じ上げておりますように

ど腐れパンデミックのせいで開催が危ぶまれていたのですが

何とかかんとか配信ライブサーキットという形で開催する運びとなったのです。

今すっかり流行りの配信ライブですけど

一つのイベント名を関して全国的に一気にやるってのは

まだ誰もやってない形なので斬新でしたよね。

出演者としては変な感じでしたけど笑

まあとにもかくにも。

どんな形であれライブはライブ。

めちゃくそ楽しみであることには変わりありません。

当日だって胸ワクワクで飛び起きましたよ。

私は和音堂ブースに出演だったのですが

このブースは和音堂と私ステレオタイプの共同ブースになっていまして

出演者の何組かは僕が声をかけさせてもらった形となっておりました。

一応ステレオタイプx和音堂ブース

という触れ込みだったのですが

いつの間にやら、いつせかホームページからもその記載はなくなっており(あれ?)

それに関しては、まあいっかという感じなんですけど(いいんかい)

僕自身の入り時間は何時にしようかな。

という葛藤が生まれておりました。

和音堂ブース1組目は私が声をかけさせていただいたMad sea Jr.。

彼らはリハもあったので14時入りと伝えていました。

私の出演時間は19時。

今回の各アーティストには

こういう時世もあるので入り時間は自分の出演時間の直前。

ライブ終了次第速やかに撤収を投げかけていました。

僕もそれに準ずるのか。

それとも主催者として14時に行くべきか。

色々と悩んでいたのですが

よし決めた。

Mad sea Jrが始まる15時のちょっと前に行こう。

そう決心したのです。

そうと決まれば早速風呂にでも入るか。

時刻はすでに13時を回っておりました。

風呂を上がって準備して、

まあ少しゆっくり準備して14時20分くらいに出るか。

って感じだったのですが。

髪を洗いながらMad sea Jrの気持ちになってみました。

彼らは若干20歳前後のバリバリの現役学生バンドなのですが

和音堂出演経験はなく、

初めましてから始める必要があります。

その時誘った人間という手前、

お互いに紹介出来ないのはちょっとマズイんじゃないかと。

そう思うといてもたってもいられなくなり、

風呂場を飛び出したのであります。

その時点ですでに13:40。

まあ確実に14時には間に合いそうにありません。

しかし、だからと言って

ゆっくり行っても良いのだろうか。

果たしてそれは人としてどうなのだろうか。

などと考えだすと止まりません。

私はウーバーアプリを立ち上げ、

タクシーを確認したのです。

すると一番近いタクシーでも

「到着時刻14:01」と書いてあったので

それならもう呼んでおくか。

と、ポチったのであります。

するとどうでしょう。

「到着まであと4分」

と表示されました。

なんやて!

僕は叫びました。

割と強めの声で叫んだのであります。

しかし、慌てるにはまだ早い。

まだ慌てるような時間じゃない。

そんな風に言っていた人がどこかにいました。

慌てず騒がず、

押さない走らない喋らない

の精神で見事4分間の準備に成功したのです。

嘘です。

少し到着したタクシーに待ってもらいました。

私はすみませんと連呼しながらタクシーに乗り込みました。

しかし、考えようによると。

早く着くわけですからいい感じ紹介出来る。

まだ間に合う。

そう思うと運転手さんを急かしたくなる気持ちが溢れ出しました。

早くしろ!間に合わなくなるぞ!!

そんなベジータみたいなセリフはもちろん心の中で留めて

なんとかかんとかたどり着いたのであります。

時刻は14時を少し回ったところ。

完全なる許容範囲であります。

Mad sea Jrのみんなごめんな。

みんなの不安そうな顔が胸をよぎります。

今行くからな!

と言わんばかりに和音堂に入っていきますと。

もうすでにMad sea Jrのリハが開始しておりました。

ありゃ。

時すでに遅しです。

14時入り

14時15分リハ開始でタイムテーブルを組んでいたのですが

皆さん手際がよろしいようで。

マキマキに巻いていました。

全く断然にスムーズにリハも進行しておりまして、

私は所在無さげに客席の片隅に腰をおろしたのであります。

あれ?

うち、いらない子やったん?

そんな心の声を搔き消しながら、

長い一日が始まりを告げようとしていました。

以上。

告げでした。

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