天使のような悪魔の笑顔

さて、いよいよ巡り合った俺たち。

なぜ巡り会うのかを私たちは誰も知らない。

とはよく言ったもんで

運命バチばちに感じておりました。

運命感じ世代です。

しかしまあ善はいそげです。

こうしてばかりもいられません。

我々はビールを一気飲みして

それぞれ一眼レフを取り出しました。

僕は一眼レフを持っておらず、ソレを遠巻きに眺めておりました。

そうして1つの感情が芽を出しました。

いーーなぁーーー。

そんな僕のトランペットをみる少年の眼差しに気づいたヤスオさんは

「これ使う?」

とカバンの中から取り出したるは

スマホのカメラに取り付けていい感じにしてくれるレンズです。

「せっかくやし持ってきた」

おお。

なんたる優しさ。

???:「井上さんの優しさは北半球を駆け巡るで」

ほんまソレです。

ほんソレ。

そんなわけで貸していただいたレンズ。

こちらスマホなのに望遠レンズを取り付けられると言う優れもの。

こいつはナイスアイテム。

へへへ。

お分りいただけただろうか。

この私の後ろに写り込んだ人こそ

MILKBAR北小路直也その人であることに。。。

とか言いたくなるような守護霊感を醸し出していることは

置いておいて

これ結構遠くで撮ったのにも関わらずこの近さ。

近くてごめんねと言う勢いです。

川向こうの鳥もこの塩梅。

いえーい。

私はすっかりテンションがうなぎのぼりでありました。

早速どうぶつ見がてら写真撮りがてら散策でありまーす。

動物を見がてらカメラ撮りがてらの二人の図。

僕もここぞとばかりにパシャります。

長調?

ハ長調?

違います。

短調です。

タンチョウヅルです!

近いですよね。

これぞ望遠レンズの効果です。

しかし私何枚か撮って思いました。

近すぎね?

そうです。

手ブレがものすごいんです。

これはかなりのテクニックを要するぞ。。。

と四苦八苦しているとヤスオさんが

「やっぱり難しそうやしやめておく?」

と助け舟。

私も貸していただいた手前これをマスターする勢いではあったのですが

そう言っていただければ

心の悪魔がささやきかけます。

「マスターしても仕方ないってよ。」

しかし天使がこう言うのです。

「そうです。仕方がないのです。」

完全に一致です。

心の天使と悪魔が一致することってあるんだなぁ。

不思議なこともあるもんだなぁ。

天使のような悪魔の笑顔って言いますからね。

そう思いながら私は悪びれもせずに

ヤスオさんに望遠レンズを返しました。

以上。

返したのでした。

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