生命よ生まれろ

さて、昨日の続きです。

僕はもはや吉川ひなの状態になったわけですが

イザム、AOI、もう一人の名前はど忘れしましたが

とにかく3人揃ってシャズナです。

と言わんばかりのメルティーラブを聞かせてくれた

24ヵ月熟成した生ハムとムースとマスカルポーネに

拍手だな。

ぱちぱちぱち。

まさに大阪名物ぱちぱちパンチです。

なんとことを思っているうちに次なる刺客。

ナポリからの刺客です!

枝豆かそら豆とかそんな感じの

豆の冷製パスタです。

れいせいーーーー。

れいせいーーーー。

俺はれいせい!

マッチングアプリが一番出会える。

マジで今冷静に思う。

去年のM-1でニューヨークもそう歌っていました。

ほんまそれ。

ほんそれです。

とかいう話は別としても

とにかく冷たいパスタでした。

多分これ生パスタだったんですけど

正直僕生パスタあんまり好きじゃなくて

というのも面にあんまりソースが絡んでる感じがしない。

そこなんです。

しかしどうでしょう。

こいつはしっかりと絡んでやがりました。

すごいのは

味が全く濃くない所にあります。

甘い、辛い、しょっぱい、酸っぱい。

そのどれでもないようで

そのどれでもあるというか。

いい意味でどこにも振り切ってないんです。

だからすごく食べた瞬間から飲み込むまでに

味が変化するというか

五感のうち、味覚にめっちゃ感覚を研ぎ澄ましてしまうというか。

つまりめちゃめちゃ味わって食べちゃうんですよね。

そうしてやってきたジェノベーゼ。

ジェノベーゼはバジルソース的なパスタですけど

これにアーモンドの粉末と

具にじゃがいもが採用されていまして

この2つで甘みを表現していたんですよね。

甘み?

ほんなら砂糖入れとけ!

って思うじゃないですか。

そこをあえて砂糖とかじゃなしに

ほのかな甘みを表現するために

アーモンドとじゃがいもを使用していたんです。

これがものすごくオーガニックな甘みというか

まるでオーガズムですわ。

知らんけど。

でもこういう一手間が

幾重にも張り巡らされていて

何度でも噛み締めたくなる

まるでそんな気分になったのです。

いよいよ大詰めです。

ポタージュ?

パンプキン?

どちらか判別がつかないくらいの

ほのか〜なソースに対して

この魚や貝に噛み付いた時に

中から出てくる汁の生命力たるや!

まじ生命を感じたのです。

生命よ生まれろ!

ゴールドエクスペリエンス!

ってぶん殴られてもしたんか!

と千鳥ノブ的ツッコミをしたくなるくらい

生命に溢れた汁が中から飛び出したのです。

どうやったらこんなに生命を中に閉じ込められる??

とめっさ思いました。

そんなわけでラストに肉料理。

これ豚肉なんですけど

豚肉のブロックに対して

上に塩味の効いたベーコンを被せて

真ん中にバジルが入ってます。

豚肉のブロックは結構薄味で

塩を直接ふりかけるでなしに

塩味の効いたベーコンで塩を表現するという

マジで通っぽい表現方法に感激。

ヒデキ感激。

それです。

こうして、すっかりと平らげてしまったのです。

感想としてはなんと言いましょうか。

音楽で言いますと爆音ってあるじゃないですか

音量上げたらめっちゃデカイ音出ます。

でもそれをどうデカイ音に聞かすかの工夫ってすごい大事で

音量でいうと大した音量出してないと思うんですよね

でもすっごく小さい音でめちゃめちゃ構築されてて

たまーに割と大きい音出した時に

めちゃくちゃ大きい音出したように感じる。

そういう形で構築されているように見受けられました。

高級なものって得てしてそういうものなのかもしれません。

なんてことを思ったり。

もちろん僕はポテトチップスも好きなので

それが全てとは思わないですけど

こういうものが高級なもの。

という感じをまざまざとみせつけれられた感でいっぱいでした。

はー。

しかしマジで一回食べて欲しいもんですわ。

うまいもんはうまい!

名言ですわ。

以上。

名言でした。

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