さて。
滝業にすっかり興味がわいた。
そんなわけもなかった前回。
いよいよ心臓破りの坂を越えると
たどり着きました。
たどりついたこの境地。
山頂です。
と言っても別に何かを見渡せるわけでもなく
ただただ社がそびえ立っていました。
ソビエト連邦やん！
とは全く思いませんでした。
一の峰と言われる山頂には
神社が祀ってありまして
こちらの祀られているのは
末広大神と言う神様なのだそうです。
それは一体何者だとあたりを見渡してみましたが
説明書き的な看板は見当たりません。
どないなっとるんじゃいこれは
と言わんばかりの勢いですが
せっかくなので今調べてみます。
何やら広末大神と書かれていますが
祀られているのは
大宮能売大神(おおみやのぬのおおかみ)という神様だそうです。
古事記に登場する天鈿女命(アマノウズメノミコト)と言う神様だそうです。
猿田彦の神の妻に当たる神様で
京都の車折神社に祀られている神様と同じ神様とのこと。
と言うことを今知りました。
そうだったのか。
えっ。
先日行った伊勢の猿田彦神社の摂社として祀られていた
佐瑠女神社(さるめじんじゃ)。
こちらにも天鈿女命が祀られていたようです。
つまりは芸能、芸事の神様だそうです。
これはしまった。
せっかくならもっと歌が上手くなるように
願掛けをしておけばよかった。
などと思っても後の祭り。
まつりのあとです。
まあいい感じにお祈りをしまして
せっかくなので社の周りをぐるっと回ってみました。
なかなかに風流でした。
そんなわけで私の稲荷山上りは
幕をおろしたのです。
少しでもいい方向に向けば
ええやんええやん。
と思いますよね〜。
まあ向かなかったとしても
色々いい景色はいい空気も吸えたので
よしとしましょうや。
ってな心づもりですわ。
以上。
心づもりでした。
