さて。
昨日の続きでございます。
まるで呼びつけられるかのごとく
橿原神宮を目指したのです。
目指すには近鉄電車から行きます。
京都駅から1時間強。
あっと言う間です。
1時間強くらいでは
時給900円だったら1000円も稼げません。
しかしどうでしょう。
時給2500円だったら
3000円くらいは稼げるではないですか。
同じ時間なのに
おっかしいなー。
時間はみんな平等に流れますが
その価値は様々なのです。
なんて深いようで
浅いことを考えているうちに到着です。
腹が減りました。
食べログでこのあたりのフードを調べてみますが
全くいい感じのお店がありそうにない。
そんな空気感が漂いまくりでした。
まあ良い。
私は適当な喫茶店に入ったのです。
喫茶店は地元の民たちの憩いの場的な空気が漂う。
ついでにタバコの煙もめちゃめちゃ漂うお店でした。
この時代に喫煙OKのお店。
パンクスです。
平均年齢がグッと高い客層の中に
齢四十にもなろうおっさんが
若者のような顔をして紛れ込みました。
ふと壁を見てみると
あまりそんなパンクスな雰囲気にそぐわない
アニメ的なポスターが立ち並んでいました。
知っています。
京都アニメーションです。
気になって調べてみますと
京都アニメーションが製作した
「境界の彼方」と言うアニメの中に
この喫茶店が登場するとのことなのです。
私は割と京都アニメーション好きなので
「境界の彼方」も見た記憶はあるのですが
どんな話だったか全く思い出せませんでした。
なんか妖怪的な
そう言う奴と眼鏡っ娘女子が戦う的な
そう言う話だったような気もしますが
話の流れは一切思い出せませんでした。
しかしいわば聖地です。
そう思うと感慨深いと思わなくもありませんでした。
私はカレーの口になってきたので
頼みました。
非常にシンプルなカレー。
シンプルカレーです。
パーキングエリアとかで出てきそうな
それでいて手作り感もちゃんとある
シンプルカレー。
スパイスをふんだんに使った凝りカレーもいいですが
こう言うシンプルカレーもうまいです。
まずいカレーなんてない。
あるのはただそのカレーと出会う時期だけ。
などと名言のようなことを
今ここに残しておきます。
以上。
カレーでした。