さて。
そんなこんなで。
来ましたよ。
私が来た！
とオールマイト並みに
声をかけた方がいいのか
迷っちまいまくりです。
こんな時
引っ込み思案な性格が
呪わしいです。
呪うと
祝う
では
結構字面が似てても
意味全然ちがう。
そうです。
そんなことを言いたかったわけではありません。
なんてことを思っておりますと
「タカハシさん、お入りください」
とアナウンスが流れました。
俺はへへへ
と鼻を鳴らして
たのもー！
とばかりに扉を開けたのであります。
扉を開けるとそこには耳鼻科の先生らしき人が
佇んでおりました。
それが何を隠そう
耳鼻科の先生だったのです！
そらそやろな。
あたボーです。
耳鼻科の先生は
なかなか生瀬勝久に
似てなくもないような風貌で
僕はすっかり心の中で
生瀬先生で認識してしまったのです。
「さあ、手術はどうされますか？」
そうです。
実は、これが一度目ではないんです。
今日は既にある程度見てもらっていて
手術をするか否か
その決断だけを告げにくる日だったのです。
そして私が下した決断は。。。
ドクン。
ドクン。
ドクン。
ドクン！
「します！！」
わーーー！！
STAP細胞はありますと言わんばかりの勢いです。
なるほど！
すると先生は
「分かりました」
と神妙な面持ちで告げました。
面持ちのことを
めんもち
と読みそうになりますが
こちら
おももち
が正しい読み方となっております。
おもちもちもちももち。
なんそれ。
以上。
なんそれでした。
