さて。
ウミガメっているじゃないですか。
有名ですよね。
産卵期には
陸に上がって
たまごを生むときに
涙を流すって。
なんだかロマンがありますよね。
でもこの後日談は
あんまり知られてないですよね。
後日談というのは
産卵されたたまごのことです。
たまごは一定期間経つと
かえって
ウミガメの赤ちゃんたちが生まれてきます。
どんどんどんどんと。
そして数十メートル離れた海へと我先に向かうのです。
するとどうでしょう。
上空に何やら影が。。。
鳥です!
生まれたての赤ちゃんを狙う
捕食者の鳥が
ワンサカと集まってくるのです。
横を見てみるとどうでしょう。
キツネです!!
そうです。
捕食者たちによるカーニバルなのです。
逆を返せば
ウミガメの赤ちゃんたちによる
命をかけた猛レースが
生まれてすぐに開催されるのです。
勝利も敗北もない
孤独なレース
どころではありません。
マジ生きるか死ぬかです。
ウミガメの赤ちゃんたちは
誰に教えてもらうことなく海へと駆け出します。
しかし、鳥や
キツネに
運の悪い赤ちゃんは次から次に食べられていきます。
生まれてすぐにその命を失う
ウミガメの赤ちゃんたち。
そんな中、必死でもがいて
海にたどり着いた赤子だけが
その後の人生を生きることができるのです。
一説には
ウミガメが涙を流すのは
この惨状を想って。
という説は今まさに僕が思いついた説です。
お前が思いついた説かーい!
以上。
説かーい!でした。