、、、。
夢を
見ていた。
私はホームページを構築する仕事を営んでおりますが
その一つにコーディングというものがあります。
デザインと同じ形で
ブラウザに表示されるように
文字を打ち込んでゆく作業のことです。
私は
自分の顔を
コーディングしておりました。
パソコンに向かって
鼻
height:、、、
んー。
鼻の高さ何ピクセルにするかねー。
えーと、、、
「、、ハシさん」
ん？
「タカハシさん、お疲れ様でした」
う。
目が開かん。
私はうっすらとだけ目を開けて
「はい。。。」
と言いました
「無事終わりましたので今から病室に戻りますねー」
とはるか彼方から聞こえました。
「あ、、、。
なんだか夢を見ていました。。。」
と言ったような気がしますが
それっきり意識が遠のきました。
、、、。
はっ。
と目を覚ますと
そこは病室。
完全にベッドの上です。
仰向けに寝転がり
見えるは天井。
鼻には詰め物がされているのが
すぐに分かりました。
口元には酸素マスク。
少し動こうとすると
左うでに小さな痛みが。
目をやってみますと
点滴がされておりました。
「目を覚まされましたね。」
点滴の横には
看護師さんがおられました。
「、、、あ」
何か発そうと思いましたが
声がかすれてうまく言葉になりませんでした。
「管を通しておりましたので喉がかすれているかもしれません」
そんな私の気持ちに気づいてか
看護師さんはそうおっしゃいました。
うう。
鼻呼吸が一切でけん。
まあそれは覚悟していたこと。
そもそも
普段からほとんど鼻呼吸など
できてはいなかったではないか。
そうです。
この苦しさは
割と予想通り。
イケる。
イケるデェー！！
と私は脳内で息巻きました。
「何か分からないことはありますか？」
看護師さんにそう聞かれました。
えっと、、、。
全く頭が回りません。
とにかく質問が何も出てこなかったので
「と、、とりあえず大丈夫です。。。」
とだけ発しました。
「分かりました。では何かあればナースコールでお呼びくださいね」
そう言って看護師さんは立ち去る前に
「あ、術後4時間は安静を保ち、歩かないようにお願いしますね」
、、、。
終わった、、、。
のか？
聞かされてはいましたが
マジで一瞬でした。
すげーぜ全身麻酔。
医学って
すげーーー！！
以上。
医学ってすげーでした。
