さて。
一人で生きていく。
とか言うじゃないですか。
実際に一人で自給自足で
生きたとして
まあ生まれてこないだろう感情があることを
ご存知だろうか。
うわ、野菜がうまく出来んかった(怒り)
やったー今日はいい天気だ(喜び)
あの木めっちゃ変な形してる(笑い)
このまま一人で大丈夫かな(憂い)
などなど
たった一人でも感情の振れ幅は作れます。
しかし一人だと生まれてこない感情が
一個だけあるんですよね。
それは
恥ずかしいと言う感情です。
恥ずかしいという感情は他者がいて
初めて巻き起こる感情だと思うんです。
しかし人類で最初に
恥ずかしいという感情に気づいたのは
どんな人だったんでしょうね。
全員が素っ裸で歩いてる中、
あれ!?
素っ裸って恥ずくね!?
と、
近くの森でデカ目の葉っぱをつなぎ合わせて
服を作ったんですよね。
よしよし。
これで恥ずかしくない。
それを見た他の人類たちは。。。
確かに素っ裸ってハズい!!
私なんでずっと裸で歩いてたんだろ!
と
こぞって服を着だしたんですよね。
ふーこれで一安心。
てなもんですよ。
しかし
そんな恥ずかしいという感情に対して
鈍感な人もいたりして
なーんでみんな服着てんの?
と
キョトンとしていたんですよね。
すでに恥ずかしいという感情に気づいて
服を着ている人たちは
そんな人を見て
見ろよあいつ。
うわっ、まだあいつ服着てねーのかよ。
信じらんなーい!
などと侮蔑の目線を送ったのでした。
そんな侮蔑の目線に耐えかねて
一人、
また一人と
服を着て行って
やがて服を着ていない人類はたった一人になったのです。
彼は人々から
変態の烙印を押されましたが
それでも服を着る事なく
その生涯を終えたのでした。
そう。
実は彼こそが人類で最初の
素っ裸を人に見てもらうことを快感に感じるという
特殊な性癖にたどり着いた人物だったのです。
のちの露出狂の祖先。
と
そう伝えられている。
かどうかは知らないです。
以上。
知らないでした。