友達たちがくれたパワー

さて、今日で一周年が経ちました。

え?

なんのやねんと申しますか?

このブログを書き始めてからです。

ふとした思いつきで書き始めたブログですが、

雨の日も風の日もなんなら台風の日も書いてきました。

とりあえず1年は目標にしてきましたからねー。

いつまで続くか分かりませんが誰かにとって何かしらの暇つぶしになっていればこれ幸いでございます。

さあ昨日は痩せたい願望マックスなブログを書かせていただきましたが、

そんな願望とは裏腹な欲望がマックスになってしまいました。

カレー欲です。

体がカレーを欲している。

わかるんです。

感じるんです。

オラにカレーを分けてくれってなもんです。

しかし、ここは我慢の子です。

きのこのこのこ元気のこ。

エリンギ舞茸ブナシメジ。

って言うでしょ?

そんな感じなんですよね。

ここで決壊するのがいつものタカハシです。

なんども繰り返さない。

一本大事に!!

と、叫んだスラダンの仙道の気持ち、今なら分かる気がします。

は?

読者の皆様は全く意味がわからないでしょう。

それは僕だってそうです。

誰だってそう。

僕だってそうなんだ。

ミスターチルドレンもそう言ってます。

まさに気がつけばここに立っていた。

ちゅーやつです。

そんなバカなと思われるかもしれませんが、こんなバカなことがあるわけがないのです。

私の心の弱さに負けただけなのです。

これぞタカハシクオリティ。

真骨頂です。

▼茶の間
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26013488/

京都で老舗のカレーと言えばこちら。

喫茶「茶の間」です。

まじで10年くらい前に一度だけ来たことがあるのですが、

その時はあまりの辛さに悶絶してしまいました。

しかし、10年の月日がたった今。

今自分がいるのは友情だ

友達たちがくれたパワーが

今となって最大の武器なんだ。

そう思うと、気がつけばここに立っていた。

そんな感じなんです。

ソナカンです。

ドアを開けますと子気味良い音のチャイムがカランカランと鳴り響く。

かどうかはあまり覚えていませんが、鳴り響いても何もおかしくない。

そんな風格を携わっております。

どうですか。

まさに純喫茶。

じゅん!!

ほたる!!

田中邦衛ならきっとそう叫ぶに違いありません。

メニューも字だけで構成された硬派なメニューです。

そこにサンサンと輝きましたる「ビーフカレー」の文字。

店員さんが駆け寄って来られ、「何にしますか?」とおっしゃいました。

前回来た時にあったかどうか定かではないのですが、

ビーフカレーの横に

(マイルド・普通・ちょい辛・激辛)の文字が。

前回来た時に、まじで優しさのない辛さを味わったような

まるでそんな気分になったのを覚えていたので、

ここはマイルドにしてみようか。

待てよ。

メニューの下を見てみますと(生卵トッピング可)の文字が。

それもまたオツです。

オツなカレー。

まさにオツカレーです。

とかおもんないこと言うとりますけれども。

僕はマイルドにするか、普通に生卵をトッピングするか

脳内会議がエライことになっていました。

するとどうでしょう。

「ビーフカレー、辛さ普通で」

気がつけばそんなことを口ずさんでいました。

何を言っている!

指導者は一体何をやっているんだ!!

脳内の俺たちが口々に叫びます。

そうです。

俺はこの失われた10年の間の成長を感じたかったのです。

昔超えられなかった壁を超えて見せたい。

友達たちがくれたパワーが

今となって最大の武器なんだ。

その一心が、僕に辛さ普通のカレーを選ばせた。

そう言っても過言ではないでしょう。

過言どころか、カルロスゴーンです。

私は晴れ晴れとした顔つきでカレーがやってくるのを待ちました。

あらやだ。

ご対面です。

10年ぶりだな。

気がつけば僕はカレーに語りかけていました。

カタルシスです。

カタパルトと言っても良いでしょう。

よお坊主。

でかい口を叩くようになったな。

カレーがそう語りかけてきたような気がしました。

俺も全くヤキが回ったもんだぜ。

だが俺だって10年間頑張ってきた男なんだ。

侮っては行けなかった。

敗因はこの田岡茂一。

そう言わしめたい思いが溢れ出る煮汁のようにあふれ出ました。

しかしドンビーアフレイドです。

溢れないで。

恐れないで。

いい言葉です。

たった今俺が産み落としたばかりのベイビーワードです。

いざ。

尋常に勝負です!!

私は豪快にカレーをぶっかけると、口いっぱいに頬張りました!!

辛いーーーーー!!!!!!

これはたまらずダウン!!

完全なる出鼻のカウンターが決まりました。

見事にめちゃ辛です。

やばいです。

しかし、10年の月日が俺を強くしました。

辛さの奥にあるコクを味わうことが出来ます。

右足。

動く。

左足。

動く。

自分の体の状態を丁寧に確かめます。

もう一口だ。

気分はまさにボクサーの気分です。

なんどでも蘇るさ!!

ムスカだってそう。

誰だってそうなんだ。

僕は辛さの奥のコクを味わうべくもう一口食らいつきました。

やっぱ辛いーーーーー!!!

タカハシ、二度目のダウーーン!!

ダウーーンタウンのガキの使いやあらへんで!!

ってなもんです。

うーむ、辛い。

だがうまい。

昔より旨味は感じています。

しかし、俺のレベルじゃまだ無理でした。

大人しく生卵をトッピングかマイルドにしておけばよかった。

後悔が押し寄せます。

脳内の俺たちからはヤジが飛びまくりです。

もっと端的に話をしろー!

野党!!

野党みたいなヤジ飛ばすな!!

心の中でツッコミを入れつつも一口ずつ食べ進めます。

辛くて食べれないってことはないんです。

ただ、汗が尋常じゃないほどに吹き出すのです。

僕は一瞬にしてスコールにでも打たれたかのごとく

全身びっしょりとしてしまいました。

なんてこったい。

こいつは換えの下着を持ってくるべきだったな。

HAHAHA!!

なんて、アメリカンジョークを飛ばしても後の祭りです。

アフターザフェエスティバルです。

僕がそんなことを思っていると、すっと店員さんが近寄ってきて、

うちわと冷たい布おしぼりをすっと差し出してくれました。

神様…!!

なんと気の利く店員さんなのでしょう。

私はワラにもすがる想いで布おしぼりで一心不乱に身体中をふきつつ、

ついに完食したのでしたーー!!

我、完食ニ成功シセリ!!

心の中で勝ち名乗りをあげました。

しかし、今まで人生で食べたカレーの中で一番辛かったかもしれぬ。

僕は店員さんに何から何まで世話になった。

と、礼を言い残しお店を後にしたのでした。

辛かったですが、大いなるポテンシャルを感じるカレーでありました。

生卵トッピング、またはマイルドを是非試してみたい。

俺は心の中でそう思ったのでした。

心の中の俺がそう言ったのを現実の俺が聞いていました。

以上。

友達たちがくれたパワーでした。

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