さて。
昨日の日記を読み返してみますと
意外とそれで完結していたなと思いますが
実は全然続かせるつもりでした。
その日は周年当日ということで
まあおそらく人々が押しかけて
おしくらまんじゅう状態になるに違いない。
私はそう踏んでいたので
夜のオープン時間と同時に行って
1時間くらいでサクッと帰ろう。
そう思っていたのでした。
大丈夫の夜のオープンは18時。
それまで何をしようかって思うでしょうに。
しかしそれは素人の発想です。
トーシロです。
それは4年前の話です。
大丈夫の2周年の一ヶ月前くらいだったと思います。
私は普段通り、呑んだくれておりました。
私の呑んだくれ人生の中でも
今の所マックスに呑んだくれていた時期かもしれません。
その時にそろそろ周年やなー。
みたいな話をしていました。
去年カウンタースペースに並びたてられたボトルを覚えていて
まあ普通に酒でも俺も贈ってみようかとも思ったのですが
それじゃあ普通で面白くないよね。
という話をその場にいた人々と話していたのです。
じゃあ、僕はなんか服買ってあげるわ。
と半分冗談、半分本気で言ったのです。
もちろん大丈夫店長のマモちゃんは
「いやいや、誕生日ちゃうで」
と、突っ込んでくれたのですが
その場にいた人の一人が
「それ、ええやん」
と、乗っかってきたのです。
僕は半分本気だったのでその路線で何をあげるか
その場で議論をはじめました。
結果、カンフーシャツええやん。
という結論に至ったわけであります。
ネットで調べてみると、いい感じの値段の
いい感じのカンフーシャツを発見しました。
赤のカンフーシャツ。
「いやいや、赤のシャツなんか俺着ないで」
とマモちゃん。
しかし、我々は一致団結していました。
絶対似合いそう。
だと。
そうして私は早速、その赤いシャツをポチったのです。
2周年月間のある日。
私はその赤いカンフーシャツをマモちゃんに贈りました。
「ほんまに買ったん!?」
と驚きつつも彼は袖を通したのですが
それを見たオーディエンスたちは
「似合ってるやん」
と満場一致でした。
マモちゃんも鏡の前まで行って満更でもない様子。
「ほらー、似合いそうって言ったやん」
と私はドヤ顔で言わせていただいたのでした。
そのあと、ライブ衣装として割と着ててくれたりするほど
思いの外、気に入ってくれたのですが
なかなか嬉しいもんですね。
あまり人に贈り物とかしてこなかったのですが
愛用してもらえるとなると贈りがいがあるってもんです。
そんなわけで、周年月間には
彼にカンフーシャツをプレゼントする。
というのが毎年恒例になりました。
そんなわけで今年もそいつをゲットするために
街をうろつく予定が入っていたのです。
以上。
入っていたのでした。