シティポップス

最近全然、新曲できないなー。と言うか持ち曲が多すぎて
全く曲を作るモチベーションが上がらない状態なんですけど、
そんなモチベーションが上がってなくても半年に一曲くらい
降りてくるんですよね。

今までにあったのとは、ちょっと傾向の違う、かなりポップな曲が出来ましたわ。
ワンコーラスだけ弾き語りで作って、あとはデモ作ってみるかーボツ曲になる可能性高そうだけど、
って感じで全然期待せずデモを作り出したんですけど、
意外とするするアレンジが出てきて、
おお俺まだ枯れてないんや。と思いましたね。

ドラムの打ち込みが面倒だったので、かなり手を抜いたのと
ベースがなかったのでギターにオクターバーをかけて
代用したんですけど、シンセベースみたいになったので
打ち込み感を強く押し出したアレンジになりました。
結果それで今までやってなかった感じになったのだから
怪我の巧妙と言うんですかね。こう言うの。

少し話は逸れるんですが、ここ10年くらい思ってることがあって
もしステレオタイプでファーストフルアルバムを作るなら
コンセプトアルバムにしたいって思ってるのです。

収録曲を全曲、街の歌にして、
イメージとしては街の朝から始まって、
夜になって、夜が明けて、リピートにしてたら
また1曲めの朝から始まるみたいな感じで考えてるんです。
今ストリーミング再生がどんどん主流になって
アルバムの流れなんかほとんどの人が気にしていないと
思うんですけど、そんな中時代に逆行して
コンセプトアルバム出したいとか思ってるんです。

全曲街の歌だから、タイトルは「シティポップス」。
仮ジャケもすでに出来てます。
下手したら曲も揃ってます。

あとは売れそうな見込みさえあれば
明日からでも制作し出しますが、厳しいご時世でございまさーね。

まあ、それはさておき、ずっと1曲めにしようと思ってた曲があったんですけど、
もっといい曲作れそう、って気持ちもあって
今回降りてきた曲にその思いを詰め込んでみました。

僕、街を歩くときあんまり音楽聞かないんですけど、
なんか人の足音とか車の音とか信号機の音とか
街が奏でるミュージックに耳を傾けたい。
耳を傾け系アーティストでありたいとか思ってる訳ではないのですが、
まあ、どこにインスピレーションが落ちてるか分からないですからね。

そういうテーマで、いつ発売するか分からない
フルアルバムの表題曲にするつもりで、タイトルもそのようにつけてやりましたよ。

デモをあげておきますので良かったら聞いてみてくださいな。

========================

『シティポップス』

すれ違う人の足音に合わせて
誰かが笑っている 誰かが笑っている
あくびした僕のすぐそばで君が
呟いた言葉を車が搔き消した

街はすぐに変わってく

それぞれのスタイルで
それぞれに話して
どうでもよくなっている
どうでもよくなっている

街はすぐに変わってく
僕らはゆっくり変わってく

こんな街の片隅から
聴こえてくるフワついたメッセージ
上の空の向こう側で
気付いたり気付けなかったり
僕の歌でこの世界の
何一つも変えられなくても
確かなのは 大切なのは
今だけ それだけなんだよ

よかったらシェアしてね!
PICK UPライブ
◆9/3 京都:二条Live House nano
ムジカムジナPresents
「BANDvsSSWフェス2023」

前売り3000円 当日3500円(ドリンク別)
OPEN START 12:30 / 12:50
※当日フード出店有り

ステレオタイプ
トミタショウゴ
LOVE LOVE LOVE
私の思い出
カジモトヒロシ
アヤヲ
立石歩
work from tomorrow
kimiiro
特設サイトへ
目次
閉じる