無我の境地

さて

昨日は奈良の大神神社

というところを訪れたのですが

そこに三輪山

というのがありまして

この一帯の御神体として祀られている山でして

そこに入山して参拝することも出来る

ということを前から知っていまして

しかし山頂まで行ってこいで2時間からかかる

という噂も耳にし

正直ひよっていましたが

昨日気合を入れて登ってきてやりました

おかげで今日は足が筋肉痛です

しっかり2時間かかりましたが

まあたまには運動もええよね

という気持ちにもなりました

空気も澄んでいて

ふーむここが神の宿る山かあ

とか

神秘的な気持ちにもなりましたよね

まあ全体的に良かったんですけど

途中で休んでいる人もいたり

降りてくる人もいたり

登ってくる人もいたり

それぞれなんですけど

中腹でしんどそうに座って休んでいる女の子がいて

登っている僕がいて

ちょうど入れ違いに降りてくる老夫婦がいて

へばっている女の子におじいちゃんが

「ほら頑張りやー」

と声をかけていったんですね

まあこういう山ならではの声掛け合いと言いますか

そういうのもいいし

そこまでは良かったんですけど

「若いんやし頑張れるやろ」

みたいなことを言っていったんですけど

なんというか、世代ギャップを感じるというか

そんなこと言う必要ある?

と遠巻きながら思ってしまいましたよね

そういえば

ああいう世代の人に

めっちゃそう言うこと言われた覚えあるなあ

普通の話してるのに

どっかでなんかモヤっとなる感情にさせられる

みたいなこと

あるなあ〜

いやまあ良かれと思って

葉っぱかける意味で言ってるのかもしれないですけど

僕が女の子ならなんかモヤッとなるし

よし頑張ろう!

とはならんなあ

もしかしたら元々体の弱い子かもしれないですもんね

そうじゃなくてもですけど

そもそもなんでこんなにモヤッとなるんだろう

と言うことを自分なりに考えてみたんですけど

良かれと思って言ったことが

全然その結果を達成していない

むしろマイナスな要因になっている可能性が高くて

そのくせ

自分としては良いこと言ったった

みたいな満足感を感じている

かつ

若いんやし頑張れるやろ

イコール

若くない俺はお前より頑張ってるぞ

どや

すごいやろ

俺すごいやろ

と言うマウントがうっすら感じられてしまう

総じて

調子に乗っているなあ

感じてしまうからなんだろうなあ

と言う結論に至りましたね

やはり人を不快にさせる言動の根本にあるのは

発した人が調子に乗っているように見えるかどうか

ってのは

かなり大きいのだな

これは反面教師として

調子に乗ったらおわりですよ

私なんぞのものが

生きているんじゃない

生かされているのです

と心に刻み生きてゆくことですね

神の宿る山にて

悟りの境地を開きけりです

しかしそんなお爺さんの言動があったからこそ

私が悟りの境地に行き着けたと思うと

これまた感謝ですよ

試練を与えたもうて

ありがたし

私は今

無我の境地です

以上

無我の境地でした。

よかったらシェアしてね!
PICK UPライブ
◆9/3 京都:二条Live House nano
ムジカムジナPresents
「BANDvsSSWフェス2023」

前売り3000円 当日3500円(ドリンク別)
OPEN START 12:30 / 12:50
※当日フード出店有り

ステレオタイプ
トミタショウゴ
LOVE LOVE LOVE
私の思い出
カジモトヒロシ
アヤヲ
立石歩
work from tomorrow
kimiiro
特設サイトへ
目次
閉じる