綺麗に包んでゴミ箱へ。

こないだ久しぶりに高校時代の友達と遊んだ。一人はちょこちょこ会っていたのだが(と言っても半年ぶりくらい)、もう一人は2年ぶりくらいに会った。

同じ高校にいた友達と言えば、悲しいことにその二人くらいで高校時は三人で放課後色々遊びに行ったものである。と、いうか同い年の友達というのが僕には極端に少ない。その二人を抜けば今も交流がある同い年の友達は1人くらいしか思い当たらない。というか、友達って何?友達と知り合いのラインって何ですの?

そのラインは人によって違うものだったりしまして、例えば話した瞬間に友達だと思う人もいれば、ケータイのアドレス聞いたら友達だと思う人もいる。僕は少なくとも遊んだことがあるかないかは置いておいて、二人で遊べるかどうか。と、いうのかラインになっている。僕にとって友達と知り合いとの大きな差はそこだ。

話は少し脱線したけれど、久しぶりにあった旧友は特に何も変わっちゃいなかった。人間、そうそう変わるもんじゃない。けれど、かたや一人は居酒屋の雇われ店長。かたや一人は一児のパパ。もう4歳半になる息子がいる。りっぱな肩書きだと思う。

ドライブしながら懐かしいアイツはどうしてるのかな。なんて、話をしていると、たまたま立ち寄ったコンビニで高校1年の時にチョコチョコ遊んでた奴がいた。

「おー、久しぶりやん!」

誰?と、思うほど久しぶりだった。ドライブしながら話してた懐かしいアイツのことも知っていて、どうやら結婚したらしい。

結婚、就職、育児。就職なら普段遊ぶ人にまずまずいるけれど、結婚とか育児ってのは居ないから「まぁ、まだ全然先のことだ。」と、思うのだけど、僕くらいの年で育児とか結婚というのはまずまず普通のことなんだな。と、気付かされた。

いつまでこうしてられるのか。いつまでもこうしててやるさ。とは、思うけれど、言い切れない弱さが僕にはある。先のことは分からないけれど。

ま、人は人。僕は僕で。と、思いつつも。