さよならKさん。

言葉、だけじゃ、どうしようもないのに、言いたい。K.D.D.I。

僕は割りと物持ちの良いほうなんですよ。携帯なんて2年に一度くらいのものなんですよ。変えるのは。

ですが、今回だけは違いました。そう、今回は違ったのでありますとも。

半年前に下ボタンがぶっ壊れて治してもらったKさんが、またもぶっ壊れモードに突入してしましまして、これは一つ言うたらなあかんわ。と、auショップの門を叩いたのであります。「たのもー」

「どういたしましたか?」
「携帯の様子が変なのです」
「変とは、それはどういう事でしょうか?」
「どういうこともこういうこともありません」
「お引取り下さい」

そうして、修理するくらいなら変えてはどうでしょうか?と、バンドアパートのベースの様な顔をした店員は言いました。
「だが、私にはお金がありません」
「安心してよいですよ。今ならタダです」
「タダ?ほう、それは安いじゃないか。だが俺の給料の方が安い」
そんなわけもなく、僕は一も二もなく、携帯を変えてやりました。

写真のものは以前の携帯です。愛着はありました。でも、僕は新しい世界へ行くために、彼と決別することを誓ったのであります。1年ちょっとの付き合い。短い付き合いでしたが、君の事、忘れないよ。

そして、現在。ニューケータイの使い勝手の悪さを噛み締めておる次第でありました。