梅雨が始まるよ、ほらまたキミのそばで。

一昨日は久しぶりの友人と呑んだのですが、慣れない早朝起床の為かいつのまにやら眠りに入ってしまっていました。情けねーぜ。

で、起きて、そこにあった元ザ・イエローモンキーの吉井和哉の暴露本的なものを読んでいました。

かつてはロックスターとして一世を風靡した吉井和哉。いや、今でもロックスターなのかもしれませんが、…どうなんでしょう。音楽をやる上で、やっぱり様々な葛藤があって、複雑な事情とかもあったようで、なんだか考えさせられる本でした。

「売れる曲を書け」というのはやっぱりビジネスなので会社からすれば当たり前の話で、だからメジャーに行ったとたん無個性な曲を書くようになるバンドが多いのかもしれませんが、それでも自分達の個性を殺すことなく、メジャーな楽曲が作れるバンドが本当に売れるバンドなのかもしれません。

売れる…。下世話な話ですが、そこは現実で、売れなくても自分達のやりたいことをやれればそれでいい。なんて言うと、カッコいいようですが、売れていない。ということは、つまり世間に認められていない。と、いうことで、認めさせなければ、それは自己満足でしかなくて、だからって認められるために自分達を捻じ曲げるってのもまた違って、その辺のサジ加減が難しかったりします。

自分達のやりたいことを世間に認めさせるにはどうすればいいのか。なのでしょうか。

そのためには自分達のやりたいこと、つまりカッコいいと思うことをもっともっと突き詰めなければいけないのでしょう。うーん。考えます。別にそんなことが書いてあったわけではなのですが、中々おもしろい話だったので、何処かで見つけたときは是非手にしてみてはどうでしょうか?