気分イレブン聞かせてバラライカ。

「さくら、木の下。あの頃の僕が、涙溜めて睨むのでした。
耳元で聞こえた声。今はもう、遥か遠く。」

今日の朝、恒例の朝シャワーを浴びている最中、ふと思い出した。

ゴーイングステディの「佳代」という曲の一節。

7年前。

あまりCDを買わないことに定評のある僕は7年前もそうでした。
そんな僕がなんとなく買った「さくらの唄」というアルバムの中の一曲にこの佳代は入っていた。
1曲目から4曲目までの鉄板な流れが好きでそれ以降は流しで聞いていたけれど、当時付き合っていた彼女は、この「佳代」をいたく気に入っていた。

「ビリケンのサンダルのタグは、かわいいからまだつけているんだ。」

それで、なんとなく僕もこの曲が好きになったもんだ。
理由なんてそんなもの。
出町商店街と、純情商店街を重ね合わせて、勝手に青春してたんです。

ふと思い出したメロディーにいつかの記憶が蘇る。
安っぽい歌詞みたいですけど、結構あるんですよね。

そのときヘビーローテーションしてた音楽と、そのときの記憶が一緒くたになるんです。

その時代のテーマソング。

いや、何の落ちもなくこの話を始めてしまったんですけど、なんか切なくなったので。

あー、そろそろバンドしたいぜー。