さて。
完全にうぐーの人生を歩み始めております。
不遇って感じです。
ふぐぅー！
なんとか二度目の２メートルの旅路を進み
無事綿球を取ってきました。
はあ！はあ！！
たった２メートルがこんなに遠いとは。
とにかく
ポタポタと落ち続ける鼻血をなんとかせねばなりません。
おばあちゃんのポタポタ焼き並みです。
きっしょく悪い例えやめてー！！
と思った方、大多数です。
とにかく今入っているであろう綿球をスポッと取り出しました。
おお。
マジで血のかたまり。。。
そして新しい綿球を装着です。
これでしばらく安心、、、
なのか？
とにかく今のやり取りのせいで
喉の奥にも血の感覚があって
すんごいしんどいです。
これはなんか
鎮痛剤的なものでももらおうか。。。
というかそもそも綿球変えて良かったのか？
謎が謎を呼びますが
とにかく
ナースコールオン！！
看護師さーーーーん！！
するとただちに飛んできました。
「どないしはりましたかー？」
たっ、助けてください！！
助けてくださいーー！！
マジでせかチュウばりに私はそう叫んだのです。
しかし願いは聞き届けられませんでした。
「ああ、鎮痛剤。。。」
看護師さんはそう呟くと続けました。
「タカハシさんすみません、鎮痛剤は先ほど打ったところでして
今効いている最中なんです。
二重で打つことは出来ませんので
我慢でオネシャス」
おなシャス！！
私は絶望的な気分になりながら
絶望したのでした。
まさに
なんたるチーや。
です。
ドラゴンボールで
フリーザと悟空が戦っている時に
押されている悟空に対して外野が
そ、そうだ界王拳だ
悟空は界王拳の存在を忘れてやいないか！？
と囃し立てたところ
今使っているのがその界王拳10倍じゃ・・・
というシーンがあったのですが
まさにそのシーンを彷彿とさせる絶望感です。
しかしそうも言ってられません。
うう。
また綿球が湿ってきたな。
取り替えます。
この取り替え作業が
なかなかの頻度で訪れるので
心休まらず、きついんですよね
何かいい手段はないか。
私考えました。
綿球を入れると
完全に血が染み込むまでは持ちます。
しかし、それを超えると
少しずつ鼻から決壊してくるのです。
ならばその決壊した鼻血を受け止めるべく
上からティッシュを当ててはどうだろうか。
とテーブルの上にちょうどティッシュがあったので
早速セットです。
ふむ。
これ悪くないぞ！
いい感じに固まってまいりました。
ただずっと抑えているの
しんどいな。。。
あ！！
そうだ、マスクだ！！
マスクがあれば
手を使わずにティッシュを抑えることも出来るし
口の乾燥も防いで
一石二鳥です。
マスクはどこだ。。。
スーツケースの中だーー！！
スーツケースはベッドから３メートルほど離れたところにありました。
と、遠い。。。
私は意を決してふたたび旅立ちました。
今回は長旅になる。
戻ってこれる確証もどこにもない。
行くのか？
ああ。
行ってやんよ！！
うおおーーー！！
とばかりにスーツケースまで行って
マスクをゲットです。
ただいま。
お早いお帰りで。
よしよし。
あとは仰向けに寝ていると
鼻血が奥へと行ってしまうので
なるべく前に出すようにしたい。
ってことで
ベッドをマックスまで立ち上げました。
背もたれ的な
そのイメージです。
そうして完成。
これでなんとか落ち着きました。
ふー。
ここまでくるのが
ながかった。
遠かった
でも
時に
素晴らしい
夜もあった
笑顔もあった
どうしようもない
風に吹かれて
生きてる今
それでも、まだ
悪くわないよねーーーー。
以上。
悪くわないよねでした。
